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マニアック川柳コンテスト 四

マニアック川柳コンテスト 四
ご応募ありがとうございました!
「マニアック川柳コンテスト 四」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第2回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
二の腕が 鍛えられます 司書仕事
本を読んだり、静かに事務をこなしているイメージの強い司書の仕事。
しかし実際には、重い本をたくさん運んだり棚に戻したり、また大きな図書館では本を取りに走り回ったりと、なかなかの肉体労働のようです。
まさに、司書の内情をよく知る方だけが理解・共感できるマニアック川柳です。
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
デイリーの 尻尾で分かる 虎事情
デイリースポーツといえば、阪神タイガースびいきで有名なスポーツ新聞ですが、タイガースの調子が良い時期は、紙面右上の「デイリー」のロゴの「ー」がトラのしっぽのデザインになります。
また、広島版のデイリースポーツには、トラのしっぽではなく、カープびいきの「こいのぼり」が登場するとか。
今期のこれまで(2016年前半戦)は、こいのぼりの方が元気が良かったようですが、これから先はどうなることやら!?
そして、最後の入選作品をご紹介!
きがつけば 年下なのね アナゴさん
ご存知、アニメ「サザエさん」で、マスオさんの会社の同僚のアナゴさん。なんと、27歳だそうです。ノリスケさんの25歳にもビックリですが、それを遥かに上回る衝撃!
以前にも、磯野家がいつのまにか改宗していたという川柳がありましたが、サザエさんマニアは、まだまだ様々な驚きネタを隠し持っていそうです。
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10首あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆地名だよ 天使突抜 京の町 (気持ちE月)
京都市に天使突抜(てんしつきぬけ)という地名があるそうです。
アニメやライトノベルなどに登場しそうな名前ですが、突抜という地名は
京都市内に何箇所か存在するようですね。なにかいわれがあるんでしょうか?
◆運動会 立ての号令 「ヤー!」と言う (博多っ子)
こちらは福岡県限定ネタ。「立て」「座れ」などの命令に対して
毎回「ヤー!」と言って答えるのだそうです。
しかしなぜ「ヤー」なのか、そして他県では一切普及していないのか… 謎は深まるばかり。
◆時代劇 ひこうき雲が 浮かぶ空 (ひな)
飛行機などない時代に、なぜか空にひとすじの不自然な雲が!
レアな光景が見れたとついニヤリとしてしまうのが、マニアの心情というものです。
時代劇には、電柱や電線も写り込ませる訳にはいかないし、ロケ地を探すのもなかなか大変そうです。
◆縦長の 箱に入った 輸入盤 (のほほん)
これは、レコードからCDに移行する80年代後半あたりによく見かけました。
レコード店のLP棚がそのまま使えるように形状を合わせたものですが、
重心が上半分にあるからバランスが悪いんですよね。
ちなみに、日本の8cmCDも、シングルレコード棚に合わせてあの板チョコ形になったという事情があります。
◆会議室代わりに使う カラオケ屋 (みちりん)
貸会議室を借りるほどではないが、喫茶店で話し合うのでは落ち着かない。
そんなときに最適なのが、カラオケ屋を使うという発想。
近頃は歌を歌うだけでなく、スポーツ観戦やライヴ鑑賞にも活用されるカラオケBOXですが、
会議室としての用途は、まだマニアックと呼べる域にあるのではないでしょうか?
◆オタ用語 非オタ使えば 死語とする (チデンシンヤ)
「ツンデレ」や「壁ドン」など、もっぱらアニメオタクやゲームオタク界隈で使われていたワードが
誰もが使うメジャー用語にまで広まってしまうと、かえってヘソを曲げたくなるのがオタクの心理。
そのプライドは本当に必要か? と思う一方で、その気持ち分からなくもない、というのも
半分くらいあったりして。
◆痛バッグ やってみたいが 50代 (まーさん)
アニメ&ゲームオタク関連のネタをもう1つご紹介。
キャラクターのバッジやキーホルダーをたくさん付けたバッグ=痛バッグを見て、
趣味全開な状態をうらやましく思う反面、でも世間体もあるしなぁ、と思い悩むさまが目に浮かぶ作品です。
◆常にいる ラッシャー板前 似てる奴 (こうちゃん1969)
言われてみれば、たしかに至るところで見つかりそうです、ラッシャーさん似の顔。
だとすれば、さほどマニアックではない? でも「好きな芸人は?」と聞かれて
「ラッシャー板前」と答えれば、「へーっ、マニアだねぇ」ってなりそうだよなぁ。
ってことは…? う、うーん、よく解らなくなってきました…。
◆美容院 肩たたきの技 決め手になる (あらふぃふ)
カットやパーマの相性で美容院・美容師を決めるのはよくあることですが、
マッサージを基準に選ぶとなると、これはもうマニアックと言わざるを得ません。
時間にすればそんなに長くなくても、大事なものは大事!
◆プリキュアは 入園前に キャラが増え (ぱんまろ)
「プリキュア」シリーズのファンの方なら、ピンと来るのでしょうか?
入学・入園シーズンになると、新しいキャラクターが増えるそうですよ。
これにはどうやらグッズ展開という“大人の事情”が絡んでいるようですが、真相はいかに!?
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Tポイント500ポイントをプレゼントいたします!

四年目、終了です。

改めまして、たくさんの投稿ありがとうございました!
今回もすばらしい作品がたくさん寄せられました。
いただいた作品は、全部漏らさずチェックしています。
その中から入選作品を選ぶのは大変ですが、それ以上にワクワク感の方が数段上回りますね。
そして、選定から泣く泣く外さなければならないときの、無念さと申し訳なさ…。
ちなみに、この人は昨年選んだから今回は外そうとか、そういう操作は一切行っておりません。
なので、何度も選ばれている“入賞の常連さん”も、ぽつぽつ現れてきているようです。

では、入賞するにはどんな作品にすればよいのか…。
まずは基本に立ち返り、「一部の人だけが理解・共感できる」という点を意識しましょう。
世間大多数の共通認識でもなく、自分だけの世界でもなく、その間のバランス感覚が大切です。
あとは、できれば他の人とテーマや視点がかぶらない方がいいですね。
同じような内容だと、どちらかが不採用となる可能性が高いので、その分確率が低くなります。
来年も是非実施したいと考えております。その際は、是非またご参加を。

という訳で、1タームを2回に分けて実施した「マニアック川柳コンテスト 四」も、これにて終了です。
お付き合いいただき、ありがとうございました!

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