136 票
著者 | エドワード・W・サイード 著 / 中野真紀子 訳 |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784622032069 |
登録日 | 2024/02/14 |
リクエストNo. | 75738 |
リクエスト内容
パレスチナ人エドワード・W・サイードによる自伝
復刊ドットコムスタッフ
パレスチナ出身の文学研究者 エドワード・W・サイードによる自伝です。2001年刊。
著者がエルサレム、カイロ、レバノン、そしてアメリカ合衆国という4つの場所で過ごした幼少期から青年期までの記憶を辿り、異なる文化の間で葛藤しながらアイデンティティを形成していく過程を綴っています。
20世紀中東の歴史と文化、パレスチナ問題を理解するうえで重要な書籍として多くのリクエストが寄せられています。
投票コメント
全136件
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訳者あとがきを読むと、パレスチナは占領支配によりサイードが主張してきた通り「パレスチナ人の側の物語が決定的に不足している」GOOD!7
その背景はシオニスト国家イスラエルによる占領支配があり、パレスチナ人の声を圧殺し、自らの歴史を語ることを許さないというシステムがある。
ということが書かれています。
多くの人がパレスチナの物語を「読む」ことは、長年の占領支配、植民地主義への抵抗だと思いました。パレスチナの文化施設や暮らしが破壊されている今、復刊を希望します。 (2024/02/14) -
パレスチナに根付く文化や日々の生活そのものが破壊され続けているのをリアルタイムで目の当たりにする今、即時停戦を呼びかけるのと同じくらい、パレスチナの物語を残すことが最大の抗議活動だと思うから。そしてただ読みたいし、読むことで知りたいと思うから。 (2024/02/15)GOOD!4
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いまこそ多くの人に読まれるべき本です。GOOD!3
パレスチナの75年以上にわたるイスラエルによる抑圧と占領と暴力の歴史を知らないことには、この問題は語れません。
ことの始まりは2023年10月7日ではありません。
そのことをあまりにも多くの日本人が無視して、パレスチナ人の人権を軽視していると思います。
こうした本を通して、知るべきです。 (2024/02/15) -
今回の虐殺を止めるために。これまでの抑圧をなかったことにされるその前に、日本ができることをみなでかんがえるために。 (2024/02/15)GOOD!3
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いま読むべき本だから。いま読みたいから。お願いします! (2024/02/15)GOOD!2
読後レビュー
NEWS
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2024/02/17
『遠い場所の記憶』が100票に到達しました。 -
2024/02/15
『遠い場所の記憶』が50票に到達しました。 -
2024/02/14
『遠い場所の記憶』(エドワード•W•サイード)の復刊リクエスト受付を開始しました。 -
2024/02/14
『遠い場所の記憶』が10票に到達しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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