復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2007/09/16(返答 3件)
受付中
昭和30~40年ごろ出ていた、小学館児童文学全集の中の童話の短編が出版されているか知りたい。
金の川の王様?:意地悪、欲張りの長男、次男と心優しい三男が、豊かな土地で農業をしていたが、乞食に成りすまし物乞いに来た金の川の王様を、長男次男が怒らせて仕舞い、洪水になった。3兄弟は農業が出来なくなり、町で金メッキの仕事を始めた。そこへ金の川の王様が現れ、教会の泉水を元住んでいた土地の川に注ぐと、再び豊かな土地に還るという。長男次男は欲張りな性格のゆえ、また王様を怒らせ川の中の岩にされ、三男だけ元の土地に帰れたが、川の中の岩を見て悲しんでいたという話。
ものいう樫の木:孤児の豚飼いの少年は、養い先から家出し、しゃべる木というので、誰も近寄らない森の樫の木のうろで住み始めた。最初は「出ておいき」と言ってた樫の木も、少年が置いてくれるよう頼むと何も言わなくなった。ある日、親切そうに見えた老婆が一緒に住むよう言ってくれ、樫の木のうろをでて、ついて行ったが老婆は実はどろぼうだった。それから、今度は本当に親切な一家に出会い、少年は立派な大人になり、彼の人生の終わりに、自叙伝をあの樫の木の所に持ってきて、うろのなかに入れた。 …とかいうような話だったのですが、どなたかご存じないでしょうか?
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回答
No.1黄金の川の王さま?
「金の川の王さま」(ジョン・ラスキン作)と
「ものをいうカシの木」(ジョルジュ・サンド作)でしょうか?
前者は「黄金の川の王さま」のタイトルで青土社から出ているようです。
古い本ではないのでおそらく入手可能だと思います。
後者はわかりませんが、著者名ジョルジュ・サンドで検索すると
何冊か出てくるので、その中に収録されているかもしれません。 -
回答
No.2Re:ありがとうございました。
rukineko様、回答ありがとうございました。作者の名前、今迄まったく忘れておりましたが、確かに見覚えがあります。この本(全集)は私が小学生の頃、叔父から譲り受けよく読んでいました。後に引越しの折、親に処分されてしまいましたが、私はそれからもずっとこの物語を探していたのです。古い本の挿絵まで作者の名前とともに思い出しました。とても懐かしいです。
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回答
No.3補足です
よかったですね! ついでに調べてみましたら「ものを言う樫の木」という作品は「ちいさな愛の物語 ジョルジュ・サンドセレクション8」(藤原書店)という本に収録されているようですよ。
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