ワーグナーをはじめ、現代のクリエイターたちをも魅了する北欧神話。 本書は神や巨人、小人らがくり広げる100の伝説を取り上げる。

十七世紀の哲学者がいかに生き、論じ、受容されたのか。 改訂新版ではスピノザが『神学政治論』で日本について言及した箇所も考察する。

イギリスの使用人に対する社会的イメージと実情を、文学や諷刺、各種記録から考察する。新たに「雇われているが使用人ではない職」の章を追加。

ロシア・アヴァンギャルドの終焉に燦然と輝くハルムスの超短篇集。「ロシア文学」のイメージを覆す、軽さ、ユーモア、ノンセンス。 「ある日のこと、オルロフはえんどう豆のピュレをいやというほど食べて死んだ...

白水社創立百周年 記念復刊！ 1520年のマゼランによる発見以来、パタゴニアは人の住む最果ての地として西欧人の想像力をかき立ててきた。チャトウィン、セルーという英米を代表する二人の旅行記作家が、彼...

分身、タロック、夢の交感。至高の神秘小説。 プラハのユダヤ人街に住む「ぼく」は、ある日、謎の人物の訪問を受け、古い神秘書の修繕を依頼される。が、どうやらその男は33年ごとにユダヤ人街に出現するゴー...

特撮への愛あふれる、オタク文化の基本図書！ 日本が世界に誇るガレージキット＆フィギュア製造会社、海洋堂公認！ 若き日の館長や専務、ボーメさんら原型師たちの活躍ぶりが小説さながら描かれた、1980年代...

翻訳大国日本において「その他」とくくられる言語がある。 学習者の少ない言語をあえて学び、広める翻訳者に「その他」の深さを尋ねる。

作家の神髄が凝縮された、魅惑の中篇！ 百貨店のマネキン、月下のブランコ、屋根裏部屋のピエロと目覚める人形など、作家の神髄が凝縮。 眠られぬ読者に贈る、魅惑の中篇！ ▼著者プロフィール ステ...

複雑な称号の体系、後継ぎと他の子供それぞれの苦労など、「イギリス人にとってのアッパー・クラス」の背景事情をわかりやすく解説。 ▼著者プロフィール 新井潤美（あらい めぐみ） 東京大学大学院比較...

生誕100年。戦後「暮しの手帖」を創刊した編集者が封印し続けた、戦前の足跡を丹念に辿るノンフィクション。

ロシア語などで使われるキリル文字。 このあまり知られていない不思議な文字の歴史を探りながら、にぎやかで魅力的な世界を味わう。

アクアリウム＝「ガラスの中の海」の歴史 「生きた博物館」にして人工の生態系（エコシステム）でもある水族館。その誕生と発展をたどり、水族館の現在を見つめるユニークな文化史。図版多数。 ▼著者プ...

18世紀、豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿には、王を頂点に千人以上がひしめきあって暮らしていた。 雅びにみえる貴族たちの日常生活とは。

夜中に自分の名前を呼ぶ神聖な声を待ちわびる者たちの心のうちをたどる表題作など、奇想と魔法の職人芸で唯一無二の世界を紡ぐ8篇。