乱歩、横溝、夢野から谷崎、川端まで--戦前期に発表された、モダニズムと奇想に彩られた変格ミステリ短編の代表的傑作十五編を集成する、変格をこよなく愛する作家・竹本健治による珠玉のアンソロジー。同時代に隣国...

ソーンダイク博士が暗号に挑戦する「文字合わせ錠」をはじめ、フィリップ・トレントやピーター卿の活躍する謎解きものからＭ・Ｒ・ジェイムズの「トマス僧院長の宝」などの怪奇もの、アルフレッド・ノイズの「ヒヤシン...

江戸川乱歩をはじめとする文学、怪奇、幻想をテーマとした音楽性で注目され続ける人気ロックバンド「人間椅子」。国内外から高い評価を受ける彼らの楽曲を題材に、大槻ケンヂら各ジャンルから集結したトガり切った執筆...

乱歩自身による解説作家・鶴岡正雄による解説つき。 ▼ここがポイント ◇どの年齢層の方でも読みやすいように文字サイズを大きく編集 ◇難しい漢字、単語にはルビやページの端に解説を掲載 ◇短編の最...

一生借家住まい（夏目漱石）、20坪の庭が全宇宙（正岡子規）、化物屋敷から瀟洒な洋館へ（佐藤春夫）、46か所住んで土蔵の書斎が終の棲家（江戸川乱歩）、「どこに住んでも同じことである」（太宰治）、竹に始まり...

当時僕は……昼となく夜となく、ただもう彼のことばかり思いつめていた--江戸川乱歩、堀辰雄、川端康成、中井英夫ら男性作家による少年が少年を愛する物語。

あのガボリオが生んだルコック探偵を主人公にボアゴベーが書いた小説を黒岩涙香が翻案、それをさらに乱歩が現代語訳し解説も書いた豪華版！ ▼著者プロフィール 黒岩涙香（くろいわ るいこう） 1862...

オーバーコートやステッキ、傘で身を守る！ 柔術、ボクシング、サバット、棒術などを学びたどり着いた、紳士のための格闘術。不遇の考案者による幻の書がよみがえる。 東京バリツ支部最初期メンバーには江戸川乱...

日本全国をかけめぐる古本屋ツアーの記録、待望の第2弾！ 異様で奇抜なお店、店主が独特すぎるお店、めったに開店していないお店など、あまりガイドブックには載らない個性派を中心に選び構成した第1弾が大好...

思想としての本格指向と、資質としての変格嗜好に引き裂かれる部分を持ちながらも、双方を排斥しあうことなく交錯し蝕知させる作品群。 乱歩が覗く景色は、何かを明らかにするよりも新たな迷宮や闇を増やし、世界を...

明智小五郎の生みの親であり、怪しい魅力の作品を多く残した「日本探偵小説の父」の決定版。 豪華執筆陣が作品を語るエッセイや人となりに迫る評伝を収録し、乱歩世界を解剖する。

『江戸川乱歩全集』は昭和三十六年十月十日〜昭和三十八年七月二十日発行の桃源社版全集全十八巻を、外函と外カバーを付して限定覆刻したものです。