ポオの衣鉢をつぐ幻想文学の第一人者、SFの抒情詩人ブラッドベリの名声を確立した処女短編集『闇のカーニバル』全編に、新たに5つの新作を加えた珠玉の作品集。 後期のSFファンタジーを中心とした短編とは異な...

地球から73光年の彼方にある惑星からアメリカに飛来した奇怪な生物。それは自由自在に他の動物にのり移り、支配することのできる不可思議な力を備えた知性体だった。この怪物の正体を看破して人類を破滅から救おうと...

美麗な技と類稀なセンスが際立つ、絵師・鶴田謙二による『キャプテン・フューチャー』全仕事。描き下ろしの漫画や、初公開のスケッチを加えて7年ぶりに贈る、充実の画集。 日本にスペース・オペラを定着させた、エ...

ヨーロッパの小国・コロネラの王子様、プリンス＝コロネットは、推理小説好きが高じて自ら事務所を構え、免許を発行させ、念願の“探偵”となった。密室で刺殺された実業家、背後から射殺されたやり手のヒットマン、毒...

鬼才フレドリック・ブラウンが編纂したSF短編の名アンソロジー。地球侵略、タイム・トラベル、ロボット、スペース・オペラ、ミュータント（突然変異種）など、SFの主要なテーマを余す所なく網羅した絶好のSF入門...

浅倉久志氏推薦--「アンソロジーはSFの華。選りぬきの秀作ぞろいの本書は極めつけの定番」 SF作家／評論家であると同時に、卓抜なアンソロジストとして知られるジュディス・メリル。本書は、彼女の名を不...

浅倉久志氏推薦--「アンソロジーはSFの華。選りぬきの秀作ぞろいの本書は極めつけの定番」 SF作家／評論家にして卓越したアンソロジスト、ジュディス・メリル。彼女の名を不動のものとした年次SF傑作選...

手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮惠子、山田ミネコ、横山光輝、佐藤史生、佐々木淳子、高橋葉介、水樹和佳子、星野之宣… 1970年代の作品を中心に14編を収めた、傑作S...

世界的な研究者が丹念な取材と研究のもとに贈る大作。 本書では、50年代初頭のパルプマガジン絶滅とともに訪れた空前のSFブームに沸いた黄金期から、ニュー・ウェイヴSFが衝撃的な登場を果たした1950～7...

ニータの妹デリーンはスターウォーズに夢中な十一歳。頭が良くて生意気なチビ助だ。姉が魔法使いだと知り、魔法に興味をもったとしても不思議はない。魔術、呪文、冒険の旅。ずっと憧れ続けてきたものばかり。お姉ちゃ...

エドガー・アラン・ポオ終焉の地、米国ボルティモアの郊外で日系人兄妹の住む館が爆破され、沼中に潰えた。テレビ局にかかった予告電話の通り「アッシャー家の崩壊」さながらに始まった事件は、ほどなく「ベレニス」、...

時は中世。公国の若き領主に仕えてきた老摂政が亡くなった。将来を案じた彼が遺していったとっておきの秘策、それが飼い猫ニフィのことだったとは！ 賢い猫はやがて“摂政”として敏腕ぶりを発揮。領主の恋に政治的陰...

名作の誉れ高い表題作を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く。 名探偵青山喬介の全活躍譚など九編に併せて「連続短篇回顧」他のエッセイを収める。 初出時の挿絵附。 ▼収録作品 とむ...

数々の変奏を生み出した名作「とむらい機関車」を劈頭に、シャーロック・ホームズばりの叡智で謎を解く名探偵青山喬介の全活躍譚、金鉱探しに取り憑かれた男が辿る狂惑の過程を容赦なく描く「雪解」、海底炭坑という舞...

短編を書かせては随一の名手の代表的短編集。奇抜な着想、軽妙なプロット、論より証拠、まず読んでいただきましょう。どこからでも結構。ただし最後の作品「うしろを見るな」だけは、最後にお読みください。というのは...

作者が自ら述べているごとく、「いくら飽くことを知らぬ読者でも満足されるに違いない」多彩な短編集である。とある惑星に救命艇で不時着した九人の悲惨な彷徨を描く「どこかで声が…」。思うがままの人物になりかわる...