人に害を与える昆虫が「衛生昆虫」です。本書は学界の第一人者である素木先生の主著であり、個人の著作としては最大の情報量を誇ります。 人に害を与える吸血性昆虫、寄生性昆虫、病原体伝播昆虫、刺咬生昆虫、毒液...

本シリーズは日本昆虫に関する情報と同定の基礎資料の提供を目的に、日本の昆虫学界の総力を結集して作成されました。現在に至っても「半翅目・アメンボ科」等の同定資料の類書はありません。 第1集は、蜻蛉目・ト...

整数論の研究で世界的に知られ、日本の数学発展にはかりしれない貢献をした高木博士。文字どおり著者が「数とは何か」を追求した名著。数学者だけでなく、哲学に関心を持つ読者にも深い感銘を与える。

【エングラーからAPGへ】 本書では、長年牧野図鑑で採用されてきたエングラーの分類体系をDNA解析に基づく最新のAPGシステムに変更しました。APGシステムでは双子葉類・単子葉類という被子植物を二分す...

いまや広い分野で使われるようになった経路積分法の基礎から最新の応用までを、素粒子論と物性論の両面から統一的に解説する。前半では、通常の量子力学を出発点に経路積分を正準量子化から導き、場の量子論への適用を...

いま注目の代数幾何学。日本の研究にも大きな影響を与えた著者が、代数幾何学の基礎を初学者向けに歴史を交じえながら解説する。親しみやすい2次曲線から出発し、平面曲線、アフィン多様体、射影幾何学へと進む。

「概説I」で扱った集合・代数系を受けて、位相・測度の理論を中心に解説する。「概説I」と併せて読めば、現代数学の基本的な柱がもれなく理解できる。内容・執筆共に初学者を配慮した格調高い教科書。 ▼『現...

わが国の代表的な数学者である両教授が、数年にわたる準備の末に書かれた現代数学に対する最高の入門書。群・環などの代数学上の諸概念、ファンクターなどの新しい観点を現代的意義に基づいて再構成する。 ▼『...

函数解析は古典解析学の諸領域を母体として確立され、いまや解析学の中心的位置を占める。本書は函数解析の標準的教科書として広く親しまれており、微積分と線形代数を予備知識として自己完結的に解説されている。 ...

函数解析は古典解析学の諸領域を母体として確立され、いまや解析学の中心的位置を占める。本書は函数解析の標準的教科書として広く親しまれており、微積分と線形代数を予備知識として自己完結的に解説されている。 ...

スミソニアン国立自然史博物館開館100周年記念出版。植物、動物、菌類、鉱物、岩石など網羅する、世界で最も新しく最も美しい図鑑。 ▼書籍の特徴 ◎米国スミソニアン国立自然史博物館開館100周年記念...

理工系数学で必要なルベーグ積分の基本事項を精選し、工夫をこらした図版を使いながら、手ぎわよく解説する。練習問題とその解答もていねいで、はじめての人にも恰好の入門テキスト。関数空間とLp空間の入門にも最適...