C.P.スノーを一躍世界の有名人にした1959年のリード講演「二つの文化と科学革命」は、西欧、ことにイギリスにおける科学的文化と人文的文化の隔絶と対立が文化そのものはもとより、正常な社会の進歩までをも阻...

サイバネティックスにつながる、無生物、生物、社会過程を貫く、一般原理の同形性の根拠を究明。 フォン・ベルタランフィによる〈一般システム理論〉の提唱（1945年）は、ウィーナーの〈サイバネティクス〉...

「フクシマ」の惨状は決して想定外ではない。2000年に62歳で亡くなるまで、その危機を叫び続けた高木仁三郎の「原点」を復刊。

本書が有名なトムの「カタストロフの理論」の原典である。その数理的構造を用いれば、現象をうまく記述するだけでなく、なぜそのような現象が起るのかを明快に説明できる。科学以外の分野にも深い影響を与えた名著。

科学者が自然についてのある現象を、どんな動機から、どのような思索の経路によって展開し、結論を導びくか。ケプラー、パストゥール、アインシュタインを例に明快に説く。

「エラン・ヴィタール」というベルグソン哲学の主要な観念の一つは、20世紀前半の主要思潮であった。科学・哲学・宗教に通底するものを探る。

穀物に始まり、衣服・染色・製塩・兵器・醸造に至るまで、 明代末の中国のあらゆる科学技術を網羅する。 120余枚の挿図を駆使して詳述された貴重な技術書で、 当時の産業技術を知るうえで重要な資料。

今こそ全存在の未来を担う「責任という原理」へ。「希望」とは、確実な裏書きもなしに、現在が未来へ向け振り出した約束手形だ。そして「持続可能な開発」などの耳障りのいい決まり文句が示すように、人類はなお「希望...

北軽井沢での教員のための哲学講義をまとめた『哲学の根本問題』は，田辺哲学の全容を理解するための格好の入門書．『数理の歴史主義展開』は，田辺自身により「私の哲学思想の総決算的告白」と位置づけられた論文．数...

世界の研究者と議論した著者による量子理論史。その物理的核心をみごとに射抜き、理論探求の醍醐味を生き生きと伝える。新組。解説　江沢洋

本書は宇宙に存在するすべての元素のもっとも網羅的なポートレートであり、 宇宙の根源の百科事典といえる。どの元素にも純粋状態と並んで、我々が 日常生活で見かける化合物や応用製品の代表例が美しい写真で紹...

福音館書店、子供たちに届けたい、珠玉のかがく絵本！ かがくのとも500号記念 全50冊（創刊号～50号）を復刻します 人類がはじめて月面に降り立った年、「かがくのとも」が産声をあげました。...

コペルニクス体系の基礎を解明し，同時に新しい科学方法論を確立した不朽の名著．地動説論証のためにガリレオ（一五六四—一六四二）が直面しなければならなかった様々なスコラ学体系の難関・障壁と，それがいかにして...

コペルニクス体系の基礎を解明し，同時に新しい科学方法論を確立した不朽の名著．地動説論証のためにガリレオ（一五六四—一六四二）が直面しなければならなかった様々なスコラ学体系の難関・障壁と，それがいかにして...