大戦期のアジア外交の形成と展開を明らかにし、日本の戦争目的とされた「民族解放」が政策的にどのような意味を持っていたかを検証する。

「古文書を読む」とは、中世史研究の出発点であると同時に目標の一つ。二十数点の古文書を読みながら、中世社会の知られざる姿を再現する。

南北朝内乱を底辺でつき動かした民衆の姿、悪党の活躍に視点を据え、内乱を階級闘争史の観点からとらえ直す。

ビタミン発見の端緒となった脚気の歴史を、臨床医学の目で追った決定版。さらに、日本の食物の歴史を、ビタミン学の立場から検討したユニークな著作。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容...

精神医学の立場から、治療と予防のための正しい自殺学の確立をめざした力作。世界古今の資料・文献などの集大成。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容についてはオリジナル本と変わりませ...

ヨーロッパの参入と改編、中国の対アジア関係の変化を軸に、現代における歴史意識を問う力作。アジア・太平洋賞受賞。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容についてはオリジナル本と変わり...

厖大な史料をふまえ諸国守護の沿革を解明。鎌倉幕府の制度史や政治史の研究、広く中世封建社会を解明しようとする人びとに不可欠の書。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容についてはオリ...

南北朝期における室町幕府の守護の沿革を厖大な史料検討をふまえて国別に考証。一国守護の異動を中央・他国との関連において綿密に検討する。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容について...

南北朝期における室町幕府の守護の沿革を厖大な史料検討をふまえて国別に考証。一国守護の異動を中央・他国との関連において綿密に検討する。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容について...

17世紀社会契約説の3人の代表者ホッブス、スピノザ、ロックの宗教論を、それぞれの政治哲学との内的関連のもとに解明した著者の第一作。

武士の登場とともに芸術はどのように展開したか。「信貴山縁起絵巻」全巻を図版として掲載し、この絵巻の持つ中世的意義を説き明かす。

激動期に生きた2人の生涯の軌跡と、彼らの理論と理想を追究することを通して、民衆運動と革命的独裁がもたらしたフランス革命の意味を再検討する。

幕末における立憲政治論から国会開設運動を経て、さまざまな憲法構想をとり込んでいった明治立憲制の成立過程とその構造的特質を解明する。

「河童駒引」という、わが国民間伝承上の興味深いモチーフをとりあげ、ユーラシア大陸東西にわたる資料と比較して人類文化史にまで発展させた名著。

ワシントン体制からの脱皮と大陸進出をめざす日本とそれに対抗する英米をめぐる昭和初期日本の一大ドラマを分析．

幕府の奉行・代官が主導する広域的行政が展開する畿内農村をフィールドに〈郷村の行政〉の視座から近世国家・近世領主制を問い直す．

「徂徠の言うままに徂徠学を理解する」ことを念頭におき，完成期の徂徠学を独立した理論として取り出し，その理論体系全体の解明を試みた意欲作．

軟体動物の多様な世界——二枚貝，巻貝，イカ・タコ，さらにアンモナイトまで，気鋭の研究者が貝類をはじめとする軟体動物の多様な世界を体系化．化石種から現生種まで，さまざまな種類を対象に分類，形態，保全などに...

生物学の基礎を見て、読んで、学べる資料集。細胞、動物、進化、研究法などについて厳選された１０７のテーマを、見開き読み切りの形式で構成。約６６０点の図・写真・表すべてに詳しい解説付き。■目次細胞動物の構造...

絶えず進化を続ける宇宙のなかで、何億光年にもわたる大規模構造、そして星や銀河はどのように形成されていったのだろうか？　また宇宙の将来はどうなるのか？　観測写真やコンピューターシミュレーションが、宇宙13...