中国地方など11ヵ国に君臨したとも言われる戦国大名尼子氏。残された史料を丹念に収集し、初めてその実像を描き出す。

現存する戦国大名毛利家に関する膨大な文書から、元就・隆元・輝元の妻たちに光を当て、夫婦関係や子どもへの細やかな愛情表現を明らかにする。時には夫の指示を受け、時には相談して子どもの養育に当たった妻たちは、...

天正12（1584）年、北関東の領主連合軍と北条氏が下野国南部沼尻で激突。北条氏の関東覇権が成就するかに見えたが、時代は戦乱でなく天下統一に遷っていた。合戦の詳細と、秀吉・家康の行動から時代を読み解く。...

最新研究を反映した戦国人物事典。各大名と家臣団をはじめとした武将はもちろん、天皇・公家／宗教家／女性／文化人／武芸者／商人も網羅。掲載人物は１５００名超。巻頭カラーに「家紋・旗指物一覧」、巻末に「主要氏...

日本社会はいま歴史上戦国時代以来の大変動を経つつあるという。国民国家の形成、民衆自身によって結ばれる村や町の成立、呪術的社会から合理主義的社会への移行など、近代日本の出発点としての戦国社会の諸相を描く。...

天下人豊臣秀吉に抗った戦国大名北条氏の本城小田原城。敗れはしたが、今日に至るまで堅固な要害として名高い。しかし、実際には何度も落城を経験し、秀吉の軍門にも降っている。 そのような小田原城が何故「難攻不...

史実あり、妄想あり！世の腐女子たちに贈る戦国男子萌えコミック！ 戦乱に明け暮れ、明日が無事に迎えられるかもわからないほど刹那的な人生を送った戦国武将たち。そんな彼らを支え、励ましたのは、なにも女性たち...

中世の人々が、その眼で見た城の構造、思い描いた城の姿を、今に伝える絵画の数々。鎌倉・室町期の寺社縁起や物語などの絵巻物、戦国期の洛中洛外図屏風や参詣曼荼羅、織豊期の陣取図や郡絵図など、城郭が描かれた絵画...

武士の台頭した時代、中世。その力が確立するなか、幾度も政変や合戦が起きた。多くは、当時の年号を冠した争乱の名前でいまに伝えられている。 鎌倉幕府成立時の「治承・寿永の内乱」から戦国時代の幕開けを告げる...

源為朝、北条時宗、竹中半兵衛、黒田如水、立花宗茂ら16人。天下の覇を競った将帥から、名参謀・軍師、一国一城の主から悲劇の武人まで。戦国時代を中心に、愛情と哀感をもって描く、事跡をたどる武将絵巻。

戦国武将に愛された芸能「幸若舞」は、読み物『舞の本』として近世庶民に親しまれた。軍記物語の名場面のほか、伝説「百合若大臣」「大織冠」など、独特の仏教観で色づけされた36話。板本の挿絵をすべて収録。

好評を得た「日本の城」の第2弾。 織田信長の安土城以降の城、135城を収録。豊富な現状写真・古写真、城の縄張り地図、絵図を収録。 見どころ・特色を充実し、国宝・重要文化財を網羅。城の関連施設情報のQ...

戦国の雄・武田信玄を継いだ青年武将勝頼は、しばしば猪突猛進、思慮分別の浅い武将だとの評価を受ける。だが、史料、史蹟を徹底的に調べると、全く別の人物像が浮かび上がる。戦国武将団の統領の懊悩と悲劇。激動の時...