知られなかった多くの史実を明らかにした“数奇の遁世者”西行の特異な生き方の全貌を平易に描く。 ※カバー画像は原本のものです。

5度の渡海失敗にめげず失明の身で来朝、奈良仏教と日本文化に大感化を与えた唐僧、唐招提寺開祖。 ※カバー画像は原本のものです。

日本史上不世出の偉人。史実と伝説を峻別し、推理や憶測を排し透徹の史眼で描く太子伝の決定版。 ※カバー画像は原本のものです。

室町時代、歴代の足利将軍が絵巻の制作・収集・鑑賞し、その世界に魅入られていく姿や、制作に台頭したやまと絵師土佐派にも迫る。

日本人は、何を食べてきたのか。原始の狩猟から現代の給食まで、食材の種類や生産法、調理法・調味料・食器など食生活のすべてを詳説！

なぜ陸軍は閉鎖的なエリート養成制度を作り出したのか。教育界の反発に対抗しつつ特権化を図る過程を、新発見の史料を駆使して解明。

父親が子を認知する歴史的成立過程を考察し、家や親権の問題を解明。さらに童舞の意義などを探り、家格や身分秩序との関わりを分析する。

中世末期、短期間に多くの日本人が新しい宗教を受け入れたのは何故か。布教の実態を克明に追究し、キリシタンの光と影の歴史を解明。

全国統一後、秀吉はいかに家臣を編成し、秩序を形成したのか。 秀吉は諸大名に臣従を促す方法で全国統一を成し遂げた結果、政権内に旧敵を内在させた。多様な家臣をどのように自己の権力下に編成し、秩序を形成...

1939年、ナチス政権下で開催された伯林（ベルリン）日本古美術展覧会。戦争へと向かう特異な政治状況下、それまでの偏った日本美術観の修正を目指し奔走する関係者の姿と、開催までの道のりを辿る。 日独双方の...

鉄道が急速に発展した明治時代、機関車はいかにして日本にもたらされたのか。イギリスの独占ではじまった機関車輸入は、アメリカ・ドイツの参入によって多様化し、自国技術の確立に結実していく。19～20世紀転換期...

歴史探訪に必携のハンドブック登場！ 「日本国」の誕生と古代“文明開化”の舞台、飛鳥・藤原の地。 『日本書紀』『万葉集』にみえる宮殿や邸宅、寺院、庭園、陵墓が地中に眠り、それらにちなむ地名が今なお...

日本神話はいつ、どこに生まれ、 いかに組み込まれたのか。 日本神話はいくつもの伝承から成っている。比較神話学・民俗学・歴史学の成果を踏まえ、「国生み」「黄泉国」「出雲」などのテーマを多面的に分析...

戦後70年--。“あの戦争”とは何だったのか? 今を生きる私たちがあらためて問い直すための本格的＜戦争＞辞典！ 戦争体験の継承や歴史認識をめぐる摩擦が問題となる今日、アジア・太平洋戦争をあらた...

私たちの生活に欠かせないハンコ（印章）。メソポタミアを発祥の地とし、西はギリシャ、東はインダス・中国、そして日本へと伝わった。世界のハンコ5000年史を辿り、各地域・時代における形態や使われ方から、ハン...