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復刊投票コメント一覧(人気順)

ヘルマン・コーヘン哲学の体系 全3巻

投票コメント

全8件

  • 新カント学派の先駆けとなったコーヘン哲学は日本を代表する京都学派の哲学者達(西田幾多郎、田辺元、波多野精一など)にも受け継がれています。ちなみに英語圏ではユダヤ宗教哲学に関する後期のものだけが訳されており、前期のコーヘン哲学と呼ばれるような「哲学の体系」や「新理想主義哲学序論」の英訳は存在しません。その意味でも歴史的に重要な文献と呼べるものではないでしょうか。ちなみに『新理想主義哲学序論」は児玉達童訳で絶版になっていますので、こちらの方も復刊リクエストしてみてもよろしいかと思います。
    海外で日本哲学の英訳を出版している自分としては、この本が復刊されてもっと手に入りやすくなる事を切に願っております。 (2013/08/30)
    GOOD!3
  • 哲学の土台となる大変希少な本で哲学を学ぶ上で不可欠な本です。
    約70年前に発刊されて以降、誰も同内容の本が発刊されておらず、哲学の教科書として幻となっている本です。
    復刊されれば、学術機関他、広く読まれて哲学の普及に貢献するはずです。
    この本は、中里介山も発刊当時に感激した記録があるほど優れた本です。
    ぜひ復刊を熱望します! (2022/02/14)
    GOOD!2
  • 新カント派が日本思想界に幅を利かせていた頃の遺産です。リッケルトなどの西南学派はまだしも、マールブルク学派のコーエンは読まれなくなって久しいです。しかし、新カント派の再評価が進みつつある現在、最も注目を浴びているのは意外なことに西南学派ではなく、コーエンです。
     コーエンが後に思想家に与えた影響は甚大で、京都学派の面々に加えて、カッシーラー、フッサール、シュトラウス、レヴィナス、ケルゼン、ドゥルーズ、デリダなどなど超一級の思想家がコーエンから大なり小なり影響を受けていると言われています。全く一般人向けの本ではないので、数が売れるわけではないでしょうが、新カント派が影響力を持っていた時代を明らかにする上では欠かせない本ですので、それなりの研究者は手に入れようとするでしょう。 (2020/05/16)
    GOOD!2
  • マールブルク学派の創始者へルマン・コーエン。ヘーゲル後、唯物論に傾く思想界にあってカントに帰れ運動の中心人物。戦前に出版(大正・昭和1桁)されたままその後復刊されていません。絶対に必要な書籍なので復刊を強く希望いたします。お願いいたします。 (2011/03/31)
    GOOD!2
  • エマニュエル・レヴィナスを研究するにあたって、これまで資料上の理由から十分に検討されてこなかった側面であるところのユダヤ思想の系譜が追いやすくなる。レヴィナスに影響を与えたローゼンツヴァイク、ローゼンツヴァイクの師であるところのコーヘンの哲学体系について検討できることが可能になれば、より多層的な哲学し探求が可能になると考える。 (2023/05/30)
    GOOD!1
  • ユダヤ思想の再検討が流行っていますが、現代ユダヤ思想の旗手というべきコーヘンの主著を読んでみたいです。 (2017/10/20)
    GOOD!1
  • 新カント派の重要文献だから。 (2023/04/03)
    GOOD!0
  • 読みたい。 (2012/09/01)
    GOOD!0

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