復刊投票コメント一覧(人気順)
投票コメント
全16件
-
大数学者佐藤幹夫の構築した佐藤超函数論への初等的な入門書である。実際、複素解析を勉強した者であればその延長で読める本であり、シュワルツの超函数論が測度論という数学者でない者には敷居の高い理論を下敷きにしているのと対照的である。物理や工学においても超函数は必須であるが、そのシュワルツ理論の厳密な基礎付けが難解であるが故に、怪しげな公式を孫引きして使っている人が多くいると思われる。佐藤の超函数論は複素解析を納めた者であればその基礎と計算は誰でも理解できるものであり、それ故にこの理論が生み出された国日本において普及していない現状を嘆くものであり、この本はその状況を打破し得る貴重な一冊であると信じる。 (2021/03/17)GOOD!4
-
ひじょうに優れた超関数の入門。応用書。類書が存在せず現在においてもとても価値のある本である。復刊を強く希望する。 (2022/07/26)GOOD!3
-
数学を専門としない学生が、佐藤超関数を使おうと思ったとき、高度な数学の壁に立ち尽くしてしまうことがある。この本の復刊は、壁の前に立ち尽くし呆然としている若き冒険者に、梯子を与え、さらなる前進を可能とすることを意味する。本著は、日本の科学・科学技術を支えるための、重要な土台である。 (2016/04/23)GOOD!3
-
物理、特に流体力学への応用を意識した佐藤超関数の入門書。1巻、2巻の両方とも復刊希望。GOOD!2
抽象論よりも豊富な具体例の計算を重視しており、非常にとっつきやすい。 (2016/09/09) -
本書の続刊として応用超関数論2がありますが、こちらは巻末に大量の公式集が載っているためか、現在も広く流通しています。しかし2巻はより応用色(超関数の畳み込みやHilbert変換の話)が強く、超関数自体についての物理的議論を読み取る事は出来ません。1巻の復刊、あるいは1・2巻の統合が望まれます。 (2010/03/10)GOOD!2
-
超関数の理論を流体力学の視点から学ぶことのできる名著です。GOOD!1
英語版は現在でも購入可能であるにも関わらず原本である日本語版が絶版という悲しい状況にあり、私自身も日本語版は図書館でしかお目にかかったことがありません。
また、古本は非常に高額になっており、この分野について学びたいと思った学生が易々と手に入れることも難しい状況です。
復刊した場合には必ず購入しますので是非とも復刊をお願いします。 (2023/01/23) -
佐藤超函数の、しかも応用(非数学科)向けの入門書ということで、GOOD!1
理工系の比較的広い層が潜在的ターゲットになりそうな割に類書がない。
是非復刊してほしい(オンデマンドとかで) (2021/03/17) -
非数学系のエンジニア等が,具体的に応用するために,わかりやすく超関数を学ぶことができる本がない。GOOD!1
この本は,このような要望に十分応えてくれそうな,貴重な本であると考える。 (2015/10/11) -
他の方々が書かれている通りです. (2022/11/23)GOOD!0
-
今井功 (2021/06/28)GOOD!0
-
超関数に対する理解を深めたいと思ったから。 (2021/03/24)GOOD!0
-
名著なので是非。 (2014/02/13)GOOD!0
-
図書館で読んで、手元に置いてじっくり読みたくなったから (2014/02/04)GOOD!0
-
超関数を学ぶにしても、2週間そこらで毎回図書館に借りに行くのは大変だから。 (2014/01/14)GOOD!0
-
(2011/01/04)GOOD!0
-
2巻のみ在庫があるようですが,それならばなお,1巻も是非復刊してほしい. (2010/11/22)GOOD!0
GengaQ SurvivoR