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復刊投票コメント一覧(人気順)

シネマトグラフ覚書

投票コメント

全123件

  • ロベール・ブレッソンの映画作品が好きであることと、著名な映画監督、評論家が簡単な論文を発表する際にもこの本の名前はよく挙がっているため。
    古本屋にもなく、インターネットオークションでも非常な高値で売買されているため、手が出ない現状。 (2006/04/06)
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  • 映画関係の書籍を書店で探してみると、現場で働く監督をはじめとするスタッフたちが書いている本が意外と少ないことが判ります。ネットなどで調べてみるとほとんど絶版になってしまっているようなのです。
    このブレッソンの[シネマトグラフ覚書]もそうした本のひとつです。ブレッソンの映画や芸術に対する考えを知るための重要な資料を絶版にしておくのは、後世の映画人にとって大きな損失であると思い、投票した次第です。 (2005/08/18)
    GOOD!1
  • 数年前、東京国際映画祭でブレッソンの作品を幾つか目にして、虜になりました。中でも日本未公開の「湖のランスロ」は、武器や鎧の擦れ合う音や吹き出る血のリアルさに驚かされました。また、ジャンヌ・ダルク裁判は、スクリーンで見ると、ドラムロールの音の迫力や登場人物の交わす目線や仕草がよく見えて、ビデオなどで見るのとは違った作品に思えました。ブレッソンの特異さは、厳格な掟を自らに課すことによって、見る人に自由をもたらしたことで、世に溢れる一方的で押し付けがましい(表面的には媚びを装った)作品の粗悪さを浮き彫りにしたことではないでしょうか・・。ブレッソンのような作品ばかりでは息が詰まる気もしますが、ブレッソンの望みは、自らの作品さえも必要とされない調和のとれた世界が来ることで、それは有り得ないと知りつつ、しかし、それに向けて一人一人が生きることこそが大事だと、訴え続けることで、世界をより良くしたい(より悪くしたくない)のだと思います。 (2004/06/06)
    GOOD!1
  • 映画界において(もっと言えば文学界においても)、これほど重要度の高い書物が絶版状態にあるというのは大変悲しいことです。一部の専門家だけではなく、映画制作に熱意を燃やす若い人たちにこそ読んで欲しい本です。 (2004/06/02)
    GOOD!1
  • 保坂和志のBBSで愛読者が保坂さんの本を読んでそこで、触れられていた『シネマトグラフ覚書』を図書館で借りて読んでその内容に衝撃を受け、どうしても手元に置きたくなったが、手に入らない、どうして?って言う熱い想いをカキコしていました。ぼくも、共感して、読んでみたくなったのです。 (2004/06/01)
    GOOD!1
  • 学校の先生にこの本の存在を教えてもらいました。「映画監督はまず自分を監督せよ」という言葉に惹かれ、映画をシネマトグラフと呼び、また映画に大いに精通しているこの作家の考えを知りたいと思い、この本に強い興味を惹かれました。 (2004/05/23)
    GOOD!1
  • 「バルタザール」と呟くアンヌ・ヴィアゼンムスキーの姿が忘れがたいのは、何よりもブレッソンの演出が冴えまくっていたからだと思いたい。ブレッソンの作品のヴィデオ化、DVD化が進む今日、『シネマトグラフ覚書』の復刊も当然のように望まれてしかるべきであろう。 (2004/04/12)
    GOOD!1
  • 近年、日本国内において、ブレッソンの残した業績を様々な文脈を経て受け継いでいる感じがあると思います。ゆっくりと世界を凝視するその態度は、ゴダールにも多大な影響を与えてると思います。その禁欲的な映画のあり方が、若手の世界の監督たちのもつスタイルとも共有できると思います。 (2004/04/08)
    GOOD!1
  • 先日初めてブレッソンの映画を見たのですが、その独特さに衝撃を受けました。強い衝撃を受けたけれども、それがなにであるかわからない。ただ、なにかがぶつかったような印象なのですが、それがなにか、知りたくてしょうがない気持ちでいます。それを解消するために、本人の書いた文章に触れたいのです。尊敬する建築家の方が、自分を形作った3冊の本のうちの1冊としてこれを挙げられていたのも、どうしても読みたい理由のひとつです。 (2003/08/25)
    GOOD!1
  • 閉じた考え方を、言葉のシンプルな精度によって、驚くほど前向
    きな考えへとシフトさせてくれる。必要な時に彼の言葉へ立ち返
    り、勇気を得、再び戦う。その時のために常に手許に携えておき
    たい一冊。聖書の様な存在感。表現を志す人なら誰もが共感して
    くれるはず。 (2003/03/24)
    GOOD!1
  • 震えるほど真摯 厳格で熱情的
    わたしはブレッソンの映画を見て、彼がどのような意思で「モデル」を使用し、モデルたちのたどたどしい声とこわばった身体による異様なカタストロフを作ったか知りたいと思いました。 (2003/01/16)
    GOOD!1
  • ブレッソンの本を品切状態にすることは許せません。ゴダールの新作「愛の世紀」で、あれだけ引用されていることからもわかるように、今でもその重要性は変わらないはずです。ブレッソンが亡くなったときに復刊されるかと思ったら、そうならなくて残念至極に思います。復刊を切に望みます。 (2002/10/28)
    GOOD!1
  • この本の一つ一つの文章が、日常で混乱した私の思考を
    リセットしてくれます。タルコフスキーはブレッソン
    の映画を最後まで同じ魂で描かれていると評しましたが、
    正に彼の厳格さは、世の混乱を彼の手中に全く制するまでに厳格です。

    何故彼が映画制作という混沌の中に身を置きながら、
    あれ程までに完成された作品を世に続けて出せたのか?
    いや、何故この混沌の世界にあれだけ完成された物が
    存在する事が出来るのか?それは実在する奇跡です。

    この本に書かれている文章にも、同じ奇跡があります。
    復刻を望んでいる方には是非読んで頂きたいです。 (2002/07/25)
    GOOD!1
  • ロベール・ブレッソンについての文献は非常に少ない上に、本書は唯一
    ブレッソン自身によって書かれた書物であること。また、ブレッソンの映画(シネマトグラフ)について理解を深める為に有用な本だと思う。
    私は、この本を図書館の貴重書の棚から借り出しコピーを所有しているが、私を含め多くの人は、人は絶版であることや、オークションでも高値がつくことで手に入れらない。この現状は、この先ブレッソンに興味を持ち本を読みたいと願う(であろう)人達にも障害となることは必至であり、是非とも復刊を希望します。 (2002/07/06)
    GOOD!1
  • これは映画関係の本としては非常に重要なものだと思います。巨匠ブレッソン研究にもかかせないものですし、映画を志す人たちの必読書でもあります。最近はゴダールの「映画史」や「愛の世紀」の中でも引用されたりして、その重要性が再認識されています。この機会にぜひ復刊を!! (2002/07/04)
    GOOD!1
  • ブレッソンの素晴らしさを知る機会が得られないのはこの世の損失。彼の個性の際だちは特筆すべきもので、そんな彼の考えに肉薄することは人生をよりよく生きる上で、世の中には様々な個性が存在することを知る上で,きわめて重要と思います。申し訳ありませんが、この本が絶版というのは正直見識を疑ってしまいます・・・
    ぜひとも世のためにということでご一考ください。 (2002/02/22)
    GOOD!1
  • ◇近所の図書館にあったので、手元になくてもいいかと思っていたら、最近、なくなってしまった。ブレッソンのファンが、「紛失した」と申し出て、弁償し、合法的に手に入れたに違いない。私もそうすれば良かった。
    ◇『ゴダール・映画史』の中でも、その内容が、何度も引用されたりしている。復刊すれば、それなりの需要が期待できるのではないだろうか? (2002/02/15)
    GOOD!1
  • ヌーヴェル・ヴァーグ、ジャン=リュック・ゴダールへと大きな影響を与えることになり、映画演出に衝撃を与えることとなったフランスの映画監督ロベール・ブレッソンが、みずからの映画観・方法意識を丁寧に語った本がこれです。
    翻訳書では唯一の単行本であり、のちにゴダールが『ゴダール 映画史』ⅠⅡ(80年代後半、モントリオール大学での映画講義をもとにした書籍)『ゴダールの映画史』(左の講義から生まれることとなった、ゴダールの監督作。2001年にDVDが発売されました。)において、強く意識する重要書籍となり、いまや演出と映画、事実と映画において考える場合に欠かせないものとなりました。
    しかし、87年の出版であるにもかかわらずはやくも絶版になってしまい、古書市場からもほぼ姿を消しています。訳者は、のちに『花腐し』で1999年度芥川賞をとることになる松浦寿輝。大いに復刊が待たれる名著として、もはや映画ファンの若年層では伝説的な書物となっているようです。
    なお、舞台役者にとっても興味深い点など、多数含まれているようで、さらに興味を抱かされます。 (2002/01/30)
    GOOD!1
  • 読みたい (2016/09/17)
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  • 読みたい。 (2008/03/04)
    GOOD!0

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