復刊投票コメント一覧(人気順)
投票コメント
全193件
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尊属殺人罪が違憲とされる契機となったある女性の悲劇、そして彼女の苦闘の道のりについて述べられている。GOOD!4
彼女は実の親から筆舌に尽くしがたい虐待を長きに渡って受け続けたが、彼女の苦しみは、周囲の大人、時代、社会に100%責任がある。
そして彼女に二次被害を負わせた裁判官は、人権意識ゼロのセクシストと言っていい。司法界の屑、日本の恥さらしだろう。
また、この当時も女性の人権の為に闘っていた活動家がいたと思うが、彼らは一体何をしていたのだろうか?彼女を支援し、共に闘う活動家はいなかったのか?
暴力加害者が野放しにされる一方で、罪も無い弱者の尊厳が蹂躙される腐った世の中など、
奴隷制時代の米国や、ナチス政権下のドイツと、何ら変わらないではないか?
彼女の為に尽力した親子二代の弁護士は、本当にカッコ良過ぎる。
そして、彼女のような犠牲者を生む野蛮で残酷な時代・社会を、私達はもう存在させてはいけない。
彼女の背負わされた苦しみと、理不尽な悪法に終止符を打つことになった裁判に、真っ向から向き合って執筆された著書は貴重だと思うので、是非復刊して頂きたい。 (2015/06/22) -
「尊属殺人罪が消えた日」は、法律関係の本で一番感動した本です。何度読み返しても、その都度泣いてしまいます。GOOD!3
『最高裁では徹底的に戦います。尊属殺人罪の違憲性をはっきりさせなけりゃ、このままでは被告人はかわいそうでしかたがないんです。今後、綾子さんには人間として生まれてきてよかったといえるような人生をおくらせてやりたい、というのが私の願いです』(第十章 最高裁判決 大八の遺志~同書211頁)
今もそうですが、この件に来ると必ず目に涙があふれてきます…。
大きな図書館に行かないとなかなかないかもしれませんが、時間はかかっても取り寄せは可能だと思います。私が今まで生きてきた中で一番感動したのがこの「尊属殺人罪が消えた日」です。
これを超える本には恐らく巡り合うことはないだろうと思います。法律や裁判というものに関心のある人は勿論、ない人にも是非読んで頂きたい本です。とくに法律家を目指して勉強中の方は、ぜひ一度手にとって見てください。いろんなことを考えさせてくれるでしょう。 (2008/11/21) -
とある方のブログの記事でこちらの本の存在を知りました。発行された年には幼児とは言え生まれていたにもかかわらず、お恥ずかしながら尊属殺人という単語をこの本のタイトルで初めて知りました。これがフィクションだとしても衝撃的な内容なのに、ノンフィクションという事実に愕然としています。現代で同じようなことが起きたとしても、果たしてこのときより良い結果になるだろうかと考えると、自信を持って肯定出来ない現実があり、それで良いのかという疑問も同時に浮かび上がります。図書館で取り寄せられるのならそちらでも読みたいと思いますが、しっかりと本と、過去に起きた事実と向き合うためにも借りるのではなく買って読みたいので、復刊をお願いしたいと思います。 (2023/05/03)GOOD!1
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今の日本だからこそ「生きる権利」と言う事を改めて知らせるべき作品。GOOD!1
理不尽な大人共の欲で殺される子供達を少しでも減らして行けるように、
教育自体を変えなければならない、その資料として絶対に必要な一冊。 (2022/10/17) -
法律学を学んだ人間ならだれでも知っている事件でありながら、世間的にはあまり知られていない事件かも知れません。大学一年の時、憲法の判例集で事件の概要を読み、罪を犯してしまった女性がどんなに辛かっただろうかと、胸を痛めた覚えがあります。この本が出版された時、本屋で手にしました。でもその時はどうしても購入し読む気持ちにはなれませんでした。そして現在、ようやく辛い事実をきちんと受け止めることが出来るような年齢になったように思います。読んでみたい。 (2013/10/17)GOOD!1
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最高裁が初めて下した法令違憲判決にもかかわらず、このことに関する具体的な情報が現在あまりにも少なすぎます。GOOD!1
司法消極主義の立場をとり、きわめて保守的な最高裁が刑法第200条を違憲とした理由は何だったのか、この事件を多くの人に知ってもらいたいので、復刊リクエストさせていただきます。 (2012/10/28) -
ある方からこの本の内容を聞いて興味を持ちました。GOOD!1
ビックリしたのは裁判長が被害者とも思える娘さんではなく
鬼畜と思える父親のかたを持った発言です。
教えてくれた方が「愛とは怖いと思った本」だと言っていたので読んでみたくなりました。 (2012/01/13) -
カオル姫からの投票督促がしつこいので一応投票します。「復刊されたら必ず買って読みたいという趣旨の文言を入れてください」とのことですが、こんなインチキで復刻されても誰も買わないと思いますし、被害者遺族のことを考えれないなんて最低ですよね。 (2009/03/09)GOOD!1
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書籍に関係する最高裁の判決は、私の中で最も印象に残っている判決です。法律の目的、憲法の平等原則など様々なことを考えさせてくれる判決です。この事件はただの1つの殺人事件ではありません。様々ことを考えさせてくれる本判決の題材となったこの本は、大変意味のある本です。 (2008/12/18)GOOD!1
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モモの紹介で投稿することになった。GOOD!1
先日はアンちゃんは当たり前ながらモモにも取れない非常に難しいことで有名な情報セキュリティの試験に合格した。
神業の俺が面識のない所で投稿するのは極めて価値の高い1投稿となるだけにここへ俺から投稿をされたということは復刊に賛成だということである。
情報セキュリティの試験に合格できている俺のいうことに間違いはない。
以上だ。 (2008/12/17) -
私は現在、法科大学院の学生として法律を学んでいます。GOOD!1
刑法や憲法の授業の際に、尊属殺規定が削除された経緯について判例を通して学びました。しかし、判例では裁判官の目を通した事実認定としてしか、背景を知ることが出来ません。
そこで、当事者の視点からはどのような事件だったかについて知りたいと思っています。
また、当事者の思いをどのように訴訟に乗せていくかを考える上で参考になる本だと思っています。
ぜひ復刊をお願いします。 (2008/12/17) -
法律家を志す者、性的虐待に心を痛める人、そして他人に言えぬ悩みを抱え苦しんでいる方々全てに、読んで欲しい願う本です。GOOD!1
ある夜、当サイトでこの本の存在を知り、翌朝、即、図書館に出かけ、夢中で読みました。夢も希望も無いと諦めてしまいそうな尊属殺人事件に、真摯に向き合った先人たちの汗と涙の足跡です。 (2008/12/17) -
友人にこの本を勧めて頂きまして、是非とも読みたいのですが、GOOD!1
図書館を複数探しましても、常時借りられて居る状況で、
未だ読むこと叶いません。
それだけ需要のある本と察しますので、
復刊を強く希望致します。 (2008/12/17) -
知人が大変な熱意をもって推奨しています。GOOD!1
この本が復刊されることによって、その扱われた題材の鮮烈さから、法の世界への入り口になることは間違いありません。
人や、その関係を規律する法がどんな意味をもつのか、この本に触れることでまちがいなく、死刑制度や、刑罰、量刑などへの考え方が日本で深まります。直感的なたとえば、重罰論や死刑賛成・廃止論を深めていくのに寄与します。 (2008/12/16) -
尊属殺人の規定が無くなったきっかけの事件に関するノンフィクション。GOOD!1
私はこの話を聞くことはあっても、長編ノンフィクションで読んだことはありません。そういう世代なのかもしれません。ですが、ぜひ、この痛ましい事件を知るためにも、この本を復刊していただきたいです。復刊した暁には読みたいと思っています。 (2008/12/15) -
誕生日プレゼント。GOOD!1
この本は漫画でしか読んでないですが、非情に印象的に
覚えています。ソーシャルワーカーとして、性的虐待に
対応する仕事をしていますので、是非復刻していただきたく
思います。 w124→w140 (2008/12/15) -
友人に紹介されて公共の図書館で一冊だけあったものを読んだのですが、素材が歴史的な事件であるにもかかわらず、私を含めてほとんどその実態は知られていません。ドキュメンタリー作品としての質の高さ、2008年に至ってもなお解決されていない問題の根深さを、若い人にも伝えていきたいと思いました。 (2008/12/14)GOOD!1
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弁護士になるべく勉強していたころ,この昭和48年大法廷判決を勉強しました。まさに大きな感動であり,司法に対する信頼を持った事件です。近年の弱腰な最高裁の態度を見るにつけても,この判決の重みは語り尽くせないものと思います。 (2008/12/14)GOOD!1
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出るのが早すぎた本だと思います。今の時代なら多くの人に関心をもたれるのではないかと思います。GOOD!1
http://kokoiede.exblog.jp/5862930/
できれば、ここで指摘されているところは書き換えたほうがいいかもしれません。 (2008/12/14) -
社会における目上の方に対する尊敬の念は、必要である。GOOD!1
両親、兄弟、職場の上司等々に対して謙遜な態度、尊敬するこころを持つことは、きわめて重要である。
しかしながら、道徳上の規範を、法のレベルにおいて、要求することは
いかがなものかと思われる。
学生時代に、尊殺重罰規定がなくなったが、実務についている今、もう一度、そのことについて、よくよく考えてみたい。
上記の理由にもとづき、復刊を、切に、希望するしだいである。 (2008/11/22)
tomo1979