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復刊投票コメント一覧(人気順)

ぼくの村の話 全7巻

投票コメント

全147件

  • 成田闘争は、当時は過激派の運動として報道され、近年では運輸省の失政の象徴として語られることの多い事件である。「ぼくの村の話」は、成田闘争を地元市民の目で、それも無垢の少年の目を通して、ニュートラルな視点から描いている数少ない作品だと思う。高度成長期の日本を語る上で、民主主義とは何かを考える上で、多くの人に読んでほしい作品である。 (2012/01/14)
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  • 昭和という時代にあって日本人が忘れたはならない記憶の一つだと思う。成田闘争は国家の犯罪に抵抗した農民の物語であり、絶対風化させてはいけない。「ぼくの村の話」は、いつの時代、今日か明日にも日本のどこかで起こりうる可能性のある事件を扱った傑作だと思う。 (2009/03/03)
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  • 以前より成田闘争(三里塚闘争)に大変思い入れがありました。その成田闘争を、好きな作家の一人である尾瀬氏が作品にされていたことを知り、たまたまブッ○OFFのような店で少しずつ探しては見つけ、探しては見つけ…を繰り返していましたが、もはや限界です。5巻だけがどうしても入手できません。
    こうなれば、復刊を願うしかありません。
    知人の成田闘争に関わっていたことがある人に、この作品の存在を聞くと「俺らの間でも知ってる。でも、あれはあくまでも作品だ。現実はあんなんじゃない」と言い放ちましたが、リアルタイムをしらない私(40歳)には、これは大衆運動の入門書のようなものです。是非! (2009/01/12)
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  • 一度は全巻古書で1巻ずつ揃えたのですが、事故により喪失してしまいました。
    もう一度全巻揃えたいので是非復刊して欲しいです。

    そして、再度多くの人に読んで欲しいです。
    この村の話は決して他人事ではない、いつ自分に降りかかるかも知れないのだから・・・ (2008/11/06)
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  • 私たちが青春の時代に、社会に対し様々な働きかけをしてきたことの原点がここにある。
    そのことを風化させてはならないと想う。
    三里塚闘争は40年を過ぎても終わっていないから。
    今、過去の問題として欲しくはない。現在の課題であると
    想うからです。 (2007/08/17)
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  • 政治は誰のために行われるのか。
    巨大事業は誰かの犠牲の上にしか成り立たないのか。
    成田問題は、今後も問われ続けるであろうこうした問題のひとつとして、一人でも多くの人が知っておくべき、また、忘れてはならない、今なお未解決の事件だからです。 (2007/04/09)
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  • 自分の研究は1960年代後半に焦点を当てているので、当時の社会に少なからず影響を与えた運動を行った人々・行わなかった人々を、尾瀬明氏の視点からどのように描かれているか、非常に興味があります。運動だけではない、日々の生活をどのように描かれているのか、などなど。そして福田克彦氏の『三里塚アンドソイル』と比較したいです。 (2007/03/21)
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  • 成田空港の開港を知っている世代にもかかわらず、私も三里塚の空港反対闘争については何も知りませんでした。作品の呼び起こす感情は単なる事実の伝達ではなく、「歴史」を伝える大切なきっかけになり得ると思います。ぜひ多くの人々に読んで欲しい作品です。 (2007/02/25)
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  • 高校の頃に読んでた週刊誌に新連載されたときのことを覚えています。「こりゃ重くて読めねーな」と。
    でも大人になった今、成田をよく利用する者としては、ここで起こった様々な悲劇を受け止めなければならないと思っています。
    改めて、このマンガに向き合いたいと思います。そして、いまではほとんど語られなくなったこの事件を多くの人が知ってもらえればいいなと思い、希望しました。 (2006/11/24)
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  • 国家権力が、いかにして一般民衆の心を踏み倒していくか、そして、その一般民衆の心の隙間を利用して、国家事業を成していくかを、描いた作品である。政治家達が、自分は安全地帯において、為政にあたっていることを伝えている。政府専用機が海外に飛ぶ時は、どこから離陸しているかを考えれば、自明である。 (2006/10/09)
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  • 作品の連載終了から12年ほど経って、現在の状況とは変りつつありますが、この事件を反対派農家の倅『ぼく』哲平の視点を中心に、強引な空港建設計画やそれに反抗する農家(家族)の生活、武力行使などが忠実に描かれた良作だとと思います。
    自分は10代なので、空港闘争やこの作品を共にリアルタイムで見ていませんが、この様な話(事柄)があって空港が出来た事を認識できる様、後世に読み継がれて欲しい作品です。 (2006/08/26)
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  • 三里塚闘争は日本の農民運動の画期をなす大闘争である。それまでほとんど政治に関心を持っていなかった千葉県のごく普通の農民達が、国家権力による全力を挙げての攻撃に耐え抜き、今でも闘いを継続している。そのために日本の空の正面玄関にあたる新東京空港はいまだに滑走路が1本しかない欠陥空港として、世界に恥をさらしている。この過程をマンガの形で表現した作者の先見性に敬意を表したい。 (2006/04/11)
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  • 若い人たちにも、成田空港がどのようにできたかを知ってもらいたいと強く思っています。
    そのため、購入していた全7巻を、若い人たちにお貸ししていた(もうその人たちに購入してもらう手段がなかったので)のですが、手元に戻ってこなくなってしまいました。復刊されたときには、ぜひ購入させていただくとともに、若い人たちにも購入を呼びかけます。 (2006/04/05)
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  • 3年前に友人の家で読んだ際に、私の知らなかったことがマンガ上で起きていることを知り愕然としました。私は熊本県に住んでおり、水俣病についての学習を行っています。この本を読んだ際に全く同じような出来事が成田でおきていることを知りました。出来れば復刊していただき蔵書にしたいと思います。よろしくお願いします。 (2006/01/31)
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  • 成田空港問題がどんなものだったか、そもそも成田空港が開港するまでにどんなことが
    あったのか若い人を中心に知らない人が増えているが、そうした人にこそ読んで欲しい
    本だと思う。また純粋に漫画としてもむずかしいテーマを扱っていながら、面白いのが
    この漫画の凄いところだと思うのだ。
    歴史の記録と言う程、大げさな事を言うつもりはないがこうした本こそ長く出版し続け
    て欲しい。 (2006/01/06)
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  • 率直に、とくに結末の方はバタバタと終わってしまう感じで、
    作品としての完成度はどうなのかとは思う。
    「実録もの」(笑)としても、それなら戸村一作反対同盟委員長をもっと描き出して
    欲しかった。
    彼だけの影響ではないけど、三里塚が三里塚であるために決定的だったのは彼の存在
    だったと思うから。
    でもでも、そんな評価はぬきにしてもみんなに読んで欲しい作品。
    というか絶版になっているのを知りませんでした。 (2005/11/19)
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  • この作品には、忘れてはならないもの、失ってはならないもの、伝えていかなければならない大切なメッセージがあるように思います。今を、これからを生きる全ての人たちに読んで頂きたい作品です。まずは愛する娘へのプレゼントから。 (2005/11/15)
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  • このマンガは、ジャーナリスティックなルポルタージュである。
    多くの国民には知らされていない日本の現代史の重要な一部でなのある。
    この書物を復刊することは、多くの社会的弱者の力となり得るだろう。世界でも類をみない日本のマンガの地位をさらに高め、言論の自由を守る出版界の意地の象徴ともなり得るだろう。
    切に復刊を希望します。 (2005/08/23)
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  • 連載中、読みながら何度も涙がこぼれて仕方ありませんでした。「夏子の酒」を書き上げられた作者が、次にこのテーマで日本の「農」を、また違う角度から描かれたのはとても納得できます。「夏子の酒」とあわせて是非とも手元においておきたい。この作者の隠れた名作だと思います。 (2005/08/22)
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  • 未だかつてすごく泣いた本はありません。
    友達が持っていて借りて読破したのですがいろんな意味ですごく感動したし、すごく新鮮でした。
    ぜひ復刊して欲しい!
    まだまだ成田空港問題は終わっていないのでもっともっと世の人に知ってもらいたく思います。 (2002/09/08)
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