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復刊投票コメント一覧(人気順)

スピノザ往復書簡集

投票コメント

全110件

  • スピノザに限らず、およそ哲学者・思想家と呼ばれる人々の思想を知る。その入り口は、エンゲルスの例を待つまでも無く書簡であると私は思う。
    論文や著作のような堅苦しさもなく、それでいて思想の深淵の欠片を見つけるに正にうってつけなのだ。 (2004/11/30)
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  • エチカに魅せられた者にとってもっとも興味ある本はこれでしょう。とにかく読みたいの一心です。 (2004/09/20)
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  • カール・R・ポパーは、自伝「果てしなき探究」(岩波書店)の中で次のように述べています。(15歳の頃、父からスピノザを読むことを薦められて)「不幸にして、私は彼の『書簡』を読もうとしないで、『倫理学』と『デカルトの諸原理』を読んでみた。この両書はいずれも、定義で満ちあふれ、しかもそれらの定義は手前勝手で的はずれの、かりになんらかの問題がそこにあったかぎりでは問題回避的なものだと私には思われた。・・・」つまり、『書簡集』はスピノザ哲学への最良の入門書と言えるのではないでしょうか。「形態とは限定にほかならず、また限定とは否定である」という有名な言葉もこの書簡集のなかにあります。ぜひとも復刊してほしいものです。 (2004/09/02)
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  • カール・レーヴィットは『神と人間と世界』(岩波書店)でスピノザ
    を論ずるさいの導入として、スピノザに関するニーチェ最晩年の手紙
    (1881)を引用している。「わたしには先輩がいたのだ。この人
    の学説の五つの主要点において、私は私自身に再会する。この人の否
    認するのは意思の自由、目的、倫理的な世界秩序、非利己的なこと、
    悪。要するに私の一人ぼっちは、今や二人ぼっちになったのだ。」

    少なくとも、エティカ、神学政治論、書簡集、知性改善論、国家論は
    常時店頭にあってほしい。スピノザの伝記的な部分・同時代人の証言
    については『スピノザの生涯と精神』(学樹書院)が入手可能だが、
    書簡集は、スピノザの生の声、交信相手との丁々発止がみられる唯一
    の書物ですこぶる貴重だ。スピノザは神学政治論だけでなくエティカ
    ですら説得することを主目的とする哲学者であり(ニーチェもそう)
    書簡集は交信相手を得たことで、ライブになっている。
    ぜひ、復刊してほしい。 (2003/12/31)
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  • 近世の哲学者のなかでもスピノザは決して多
    くのテクストを残したとは言えない。当時は
    準出版活動とみなされ文人たちのあいだで回
    覧された「書簡」にしても、スピノザのばあ
    い往信返信とも現在残るものは少ない。それ
    でも、岩波文庫の『書簡集』は厚みで『神
    学・政治論』、『エチカ』に次ぐ。論争上決
    着の付かないの「穴」がスピノザにはいくつ
    かあるが、この『書簡集』がなければさらに
    多かったはず。難解さでは定評のある『エチ
    カ』、意図的な「二枚舌」さえ指摘される
    『神学・政治論』をおぎなう「第三の主著」
    と言える。収録86通のうち49がスピノザから
    の書簡。 (2003/08/07)
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  • 歳取って夜間大学に入り、哲学を専攻して卒論はスピノザにしたのですが、日本語で読めるスピノザに関する本はすべて集めたつもりでした。
    「スピノザ往復書簡集」については知りませんでした。今からでもぜひ
    読みたい! (2002/10/19)
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  • スピノザはエチカが一番いいと思います。
    個人的には第4部付録の32項の最後のところが興味深いのですが、ここのところを論じた評論をみたことがありません。(この部分はデカルトがどこかで似たことを、さらっと書いているようですが。)
    その部分をスピノザ自身がどこかでもう一度触れたり、あるいは別の言い方をしていないか確認したいと、ずっと思っていました。

    スピノザの邦訳の殆どは絶版になっています。
    そして、近くの図書館でもなかなか見つからなかったりするので、過去岩波で文庫化されたものは、全て手元においておきたいと思っています。 (2002/09/28)
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  • マルクス,フロイト,ニーチェなど,後世の思想家たちにはかりしれない影響を与えたスピノザだが,宗教的・政治的な寛容・不寛容に翻弄された17世紀のオランダ社会の中で,同時代の様々な人たちとどのような言葉を交わし合っていたかは,主著ともいわれる「エチカ」や「知性改善論」などが著された背景や,その関連を知る上でもとても興味深い。6年前に亡くなったドゥルーズを初め,現代でもなおスピノザの思想から新しい着想を得ている人間が多いことを考えると,復刊が待たれる。 (2002/03/07)
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  • スピノザ理解において重要な著作にかかわらず長らく流通していないということに悲しい思いをしています。
    邦訳でスピノザを味わえるのは現状岩波くらいなので是非ともお願いしたいです (2022/02/07)
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  • ここ最近のスピノザ 人気の高まりは、今の日本の息苦しさを反映していると思われる。スピノザ は、今、学ばれるべき哲学者。 (2021/05/06)
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  • スピノザの哲学、人柄、思想の理解についての基本図書だから。 (2021/05/02)
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  • スピノザの考えを知るための近道 (2020/11/29)
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  • 入門書を読みスピノザに関心を持った。しかし、その著書はなかなか取っつきにくい。書簡集で、友人知人に宛てられた生の言葉にふれてみたい。 (2020/09/02)
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  • 兎にも角にも読んでみたい。 (2018/12/28)
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  • スピノザを学ぶのに欠かせない資料。手に入らないと本当に困ります。 (2017/04/12)
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  • これを読まないことにはエチカの理解は難しいんじゃなかろうか? (2011/04/23)
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  • 読みたい (2011/03/06)
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  • このところ、スピノザの価値を再評価しています。 (2004/12/31)
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  • 古本屋で3000円ほどで売られているのを見た。不条理なので復刊すべきである。 (2004/11/11)
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  • なぜ復刊されないのか不思議です。 (2004/08/12)
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