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復刊投票コメント一覧(人気順)

映像のポエジア

投票コメント

全107件

  • タルコフスキーはその映画作品のみを知るばかりだったけど、ここ数年の間でもこの本について3度耳にする機会がありました。ある人は「タルコフスキーに関連する書籍の中でも、最も重要な内容がつまっている本だ」と称え、またある人は「濃厚なチョコレートのような思考の層が、繊細なテクストで緻密に書き表されていて、これ自体一本の映画を追従する感覚になった」と感動し、またかの坂本龍一の愛読書の一冊だとか。なんて好奇心をそそられる一冊なのか。ぜひ手元に留め置き、私にも浸らせていただきたいです。 (2022/06/03)
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  • 本書の執筆期間は1986年の監督の逝去から遡ることおよそ20年間に及び、「日記」や「映画術」を語る上での精神面での支柱とも言えます。さらに映画というメディアを超え芸術一般を論じた書籍の中で最も密度の高い作品のひとつと思います。章立ては時系列に沿い、自身の作品の背景、同郷の先達であるエイゼンシュテイン、ドヴジェンコを継承し、同胞意識の強いブレッソン、ベルイマン、アントニオーニ、ブニュエル、黒澤、溝口などに言及し、時に美術、文学、俳句に周遊します。芸術家の矜持が縦糸として貫かれており、映画を知る上での助けになること請け合いの名著です。是非復刊され一人でも多くの映画好きの目に触れることを希望します。 (2017/10/04)
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  • タルコフスキーと作品について語り合いたい。
    遺された映像作品を何度となく見て、その深遠さに厭きる事はない。評論も多く出版され、それを踏まえて見ると新しい発見がある。
    この著書は、タルコフスキーの言葉で書かれている数少ない書籍である。その言葉をかみしめ、映像と向き合うのも一興である。
    いずれにしても、このまま埋もれさせてしまうのは惜しい。 (2019/01/26)
    GOOD!1
  • 単なる映画論ではない。イメージというものを通して世界を捉える行為についての哲学。ドゥルーズの『シネマ』のように、哲学者がイメージを考えたのではなく、イメージ的に思考し、卓抜なイメージを創造しえた者によって紡がれた証言としての稀少価値がある。 (2015/04/16)
    GOOD!1
  • 「タルコフスキイの映画術」が非常に面白かったので、ネットで調べてみるとこちらの本も一緒に読んでほしいと紹介されてる方がいらっしゃいまして…。Amazonで調べても倍以上の値段がついてますし…。読みたい読みたい読みたい!票がたまり切らなくても、これをみている運営の方々、どうか復刊よろしくお願いします! (2015/04/10)
    GOOD!1
  • タルコフスキーの映画哲学がびっしり詰まった素晴らしい本なのですが、長らく絶版状態で高額なプレミアがついています。ここのところ、タルコフスキー作品のブルーレイ化が話題となり、ランキングを賑わしていますが、本書をはじめ、著作すべてが絶版というのは寂しい限りです。 (2015/03/09)
    GOOD!1
  • タルコフスキーについての研究本はいまだ市場に出回っているのに、彼自身が書いたものは日本ではすべて絶版という状況はたいへん心苦しいです。
    彼のファンのために、映画制作に関わる人々のために、ぜひとも復刊していただきたいです。 (2010/09/03)
    GOOD!1
  • 映画理論としてのみならず、彼の芸術論・芸術家論としても重要な本。タルコフスキーは映画をあまり撮ることができなかったから、映像に反映しきれなかったアイデアを文章化して補完し、精密な理論を用いて次々に自分の作品を乗り越えていったのだ。そのプロセスを本書ではうかがうことができる。
    また、言及される映画作品・監督も数多い。そして、ソ連映画の始祖であるエイゼンシュタインを、発展的に乗り越えようとする宣言文でもある。 (2010/04/14)
    GOOD!1
  • 昔、本屋に毎日通って立ち読みして非常に感銘を受けました。当時は本当に貧乏で単行本など買うことができませんでした
    買える立場になったときはすでに手に入らず、英語版しか買うことができませんでした。是非、もう一度日本語版を読みたいです
    。 (2008/11/03)
    GOOD!1
  • これはもうタルコフスキィ信者にとって、バイブルですね。必読です。絶対です。
    とても売れるとは思いませんが、これが絶版になっている事は、日本の文明レベルを
    云々したくなる様な憂慮すべき事態だと思います。
    邦画が息を吹き返しかけている今この時にこそ、是非このバイブルを万民に。 (2006/05/21)
    GOOD!1
  • あまりにも素晴らしいこの書物が、自由に購入できない日本という国の文化レベルの低さを恥じるべきである。古書店で8000円で売られているが、映画を志す学生にとって簡単に購入できない値段にしてしまった出版界は異常である。 (2005/06/15)
    GOOD!1
  • タルコフスキーの唯一の映画論です。
    タルコフスキーを追ったドキュメンタリーを見たことがあります。彼は、真実を追究する手段として映画を創っていると言っていました。現代の商業主義一辺倒の映画作家たちとは明らかにスタンスが違うと思います。
    そんなタルコフスキーを尊敬する芸術家は数多くいます。「映像のポエジア」では、彼の映画をはじめとする芸術への考え方を知ることができる貴重な本であるとききました。
    ぜひ、復刊してください! (2005/05/25)
    GOOD!1
  • 知人のルポカメラマンから勧められました。
    僕の職業はルポライターです。
    事実を歪曲せずにありのままを伝えることが僕の生業です。
    しかしその中に、人を魅了する、惹きつけるファクターも重要で
    あると彼から教わりました。
    アンドレイ・タルコフスキーの作品を観て、その意味が分かりま
    した。監督の心の動きをもっと知りたく、この本の復刊を望みま
    す。 (2005/04/06)
    GOOD!1
  • 「人類」という言葉を使って差し支えないほど、「人類」が生み出した偉大な映画作家の一人、アンドレイ・タルコフスキーの著作が絶版だというのはどういうことだろうか。タルコフスキーに対する研究書は流通していながら、彼自身が発している声に迫ることが許されないこの怠慢と鈍さには、いかなる意味においても「希望」という名を与えることはできない。「死後も福音のように燃える」ためにも、是非、復刊を望む。 (2003/07/26)
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  • タルコフスキーとパラジャーノフの事をもっと知りたいです。 (2022/06/03)
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  • 熱烈再販!! (2022/06/03)
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  • タルコフスキーの著作で最も重要であるから (2022/05/11)
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  • 神的巨匠による古典的名著なので。

    つねに検閲と戦いながら映画史そのものを体現してきた彼による「ロシア」をめぐる明晰な記述は、今日性も抜群です。 (2022/04/19)
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  • 著名な映画監督の書籍ですがプレミアがついています。
    手軽に読めるよう復刊を希望します。 (2021/08/29)
    GOOD!0
  • 図書館で借りて読んでいますが、手元に置いてじっくり読み、読み返したい本です。装丁は変わっても全く気にしません。 (2021/05/15)
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