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なまくらトックさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧

復刊リクエスト投票

  • ねんに いちどの のみのいち

    【著者】高松 葉 ぶん 大島英太郎 え

    ストーリーに直接関係ない描き込みby大島英太郎氏、も素敵なんです!!
    キツネの兄さん(トラバサミで負傷、包帯姿とセリフがかっちょいい)とか、ジョセフィーヌって名前の登場人物が純日本的外見のガマガエルがだったり(笑)、ナンパしているアマガエル君がいたり(だんだん仲良くなっていく!)、蟻たちが蛇の抜け殻を買ったり。蟻ってホントに抜け殻が好きなんだそうですね(食べるの?)。
    自然科学的にも楽しい仕上がりになっていますぅ。(2012/11/12)
  • くさる

    【著者】なかのひろたか

    「くさる」とくさいのは「食べてはだめだよ」と教えてくれるため。この一文に出会っただけでも、この本を手にした価値があったと思いました。それから、さらに話が発展して、「生ごみ」をうずめることで虫がそれを分解しさらに微生物が分解し土になりその養分をまた植物が…、と自然の仕組みを教えてくれるのです。そしてそれは恐竜のいたようなむかしむかしから連綿と続いている自然の営みなのだと。この壮大な広がりがロマンを感じさせてくれますが、それがピンとこないくらい幼い子たちにも、自然の摂理をわからせてくれるすばらしい絵本だと思います。「環境問題」が取りざたされる現在の社会に是非欲しい基本図書だ、と推薦します。(2008/10/28)
  • はやくちどうぶつかるた

    【著者】きしだえりこ

    本の『どうぶつはやくちあいうえお』を買い、「これがカルタで存在するといいなあ。部屋中に片山健さんの絵が撒き散らしてあるなんて、豪勢な風景になるなあ♪」と思っていたら、なんと、カルタ、あったのです。でも、でも、買いはしたのですが、ふちの色がオレンジで違和感があって。福音館書店のカルタなら大丈夫かなと思い復刊希望します。(2008/10/28)
  • うみやまがっせん

    【著者】原案:上沢謙二、文:長谷川摂子、絵:大島英太郎

    大島英太郎さんの絵が、いいんですよ~。そして、他の人も書いていらっしゃるように、海の生き物と山の生き物が綱引きっこする様子が、文章の歯切れもよく展開していくので小気味いいです。ちなみに大島英太郎さんって粋な動物の絵を描かれる人なのですが、この本のほかに『ねんにいちどののみのいち』(これもハードカバー化されていない「こどものとも」なのです)っていうのもあって、こっちももっと世に知らしめたいちょっと凝った本です。(2008/10/28)
  • おなかのかわ

    【著者】瀬田貞二 文 / 村山知義 絵

    昔話系基本図書です、絵本を見る子どもたちのためにも是非欲しいです。あの絵が、また、いいです、力の込め具合が。近頃の人であの昔話に立ち向かえる画家はなかなか無いと思います(しゃかりきに強い絵を描ける人はいるけれど、あんなふうに力をぬきつつレトロ美しく表現できる人はいないと思う)。(2008/10/28)
  • 日本伝承のあそび読本

    【著者】加古里子

    子どものときこの本を見ながらいろいろ遊びをしました。ハンカチでねずみを作るやり方を知ったり、湯船でタオル金魚をうかべたり、影絵あそびをしたり。「赤ちゃんの足跡作り」なんか、とっても面白いんですよ~。一般書っぽい装丁ですが、昭和30年代生まれの人でこの本を元に遊んだことあるよって人、案外多いと思います。小さい本だけど中は宝物ぎっしりです。(2008/10/28)
  • シナの五にんきょうだい

    【著者】石井桃子訳 ・ ビショップ文 ・ ヴィーゼ絵

    石井桃子訳が欲しい!「おやくにんさま」が「それはもっともなねがいじゃな」とおっしゃるあの訳でないと、だめなんです。(2008/10/28)
  • なんでも見える鏡・ジプシーの昔話

    【著者】フィツォフスキ再話・内田莉莎子訳・スズキコージ絵

    文があの名訳者内田莉沙子(『おおきなかぶ』)、絵がスズキコージという豪華な取り合わせ。で、話も風変わり。ジプシー(今では「ロマ」と呼ぶべきですが)の昔話ってなかなかないし、これは是非復活してほしいです。(2008/10/28)
  • こぎつねキッコ えんそくのまき

    【著者】松野正子/文、梶山俊夫/絵

    このシリーズ、みんなよみがえってほしいんです。(2008/09/02)
  • こぎつねキッコ あめふりのまき

    【著者】松野正子/文、梶山俊夫/絵

    このシリーズ、みんなよみがえってほしいんです。(2008/09/02)
  • こぎつねキッコ うんどうかいのまき

    【著者】松野正子/文、梶山俊夫/絵

    このシリーズみんなそろってよみがえってほしいです。
    淡々と、いい絵本なんです。(2008/09/02)
  • こぎつねキッコ

    【著者】松野正子/文、梶山俊夫/絵

    派手さのない、いい絵本です。いまどきの絵本には下心あり(ウケようとして)のものが多いですが、この作品は、ひっそりとこぎつねの心情を描いていて、淡々としていて、いいです。(2008/09/02)
  • ふくろにいれられたおとこのこ

    【著者】山口智子

    南フランスを描かせたらナンバーワンの「堀内誠一」氏の手による、すばらしい絵本です。お話自体も骨組みのしっかりした昔話で、ぜひ子どもたちに見せたいと思えます。文章も昔話らしくかっちりしていて、おすすめの逸品!
    堀内氏の絵本、種類が少ないので(早世したし…)、一点でも絶版からよみがえらせたいです。(2008/04/30)
  • 日高川

    【著者】有吉佐和子

    彼女の「川」シリーズ(三作品)が手に入らないなんて、なんてわびしい出版状況なんでしょう。情けないっ。(2008/04/02)
  • 有田川

    【著者】有吉佐和子

    彼女の「川」シリーズ(三作品)、名高いのに手に入らないなんてあんまりです。(2008/04/02)
  • もっとおおきなたいほうを

    【著者】二見 正直

    復刊というよりハードカバー化を望むべきなんでしょうね、福音館書店月刊誌「こどものとも」(572号、2003年刊)から出た本なので。
    たしかにちょっと光った作品です。
    手元に今本がないのできちんと確認できませんが、王様たち対××(ネタばれ注意!)が対決し、優位に立つためにどんどんグレードアップした大砲を持ってくるのです。
    絵もなかなか明るくユーモラスで、結末も「笑っちゃう」、健全に絵本らしい絵本です。
    今手に入らないということは、福音館書店さん、ハードカバー化を目論んでおられる最中なのかも。そっちからプッシュ(早くハードで出して!と福音館に嘆願する)してみるのも手かもしれませんね。(2008/04/02)
  • いたずらの天才

    【著者】アレン・スミス

    私も繰り返し読みました、たぶん小学校6年頃、父にすすめられて。文春文庫だったのじゃないでしょうか。表紙は気取った女性が足元に気を取られている間に、すまし顔の男性が鈎針つき風船でスカートのすそを引っ掛けようとしている絵でした。
    おしゃれで粋ないたずら話が満載され、軽妙な語り口(訳)もカッコ良かった。映画館の興行主に仕返しするため蛾を放ち、「光源を求めていっせいに飛び立った蛾」により「画面はたちまちモスラの大乱闘シーン。」とか、今でも言葉が浮かんでくるほどです。
    エイプリルフールで下手なウソを言い合っている級友を見ては、違う違う、ウソつく(ホントの反対を言う)のが四月馬鹿なんじゃないのよ、「かつぐ」のよ!と思い、海外のドッキリカメラは面白いけど日本のはまるで田舎者だなあと情けなく思っていました。
    小学生でさえこの一冊で海外の「かつぐ」文化のエスプリが学べたのです!
    大切に持っていたのですが、たびたびの引越しで現在行方不明、買えるようならもう一度買いたいと強く思っています。(2008/04/01)
  • エーミールと60ぴきのざりがに

    【著者】アストリッド・リンドグレーン

    スモーランドのエーミールは、単に「いたずらっ子」という言葉では片付けられない男の子であると思います。牧師さんの奥さんのキス事件が象徴するように、彼は自尊心ある紳士なのです。その影は「マディケン」やあるいは「ピッピ」にも感じられます。リンドグレーンという人がそうだったのだろうなあ(弱い人に対する不公平は、子どものころから見逃せなかったようです)と思います。今の時代こそこういう誇り高いあり方もあるんだよというこの本によみがえってもらいたいです。今の時代に、こんな本(ユーモラスに日常生活を描きながらも骨太で濃厚な内容)を書ける人はいません。(2007/11/15)
  • エーミールと大どろぼう

    【著者】アストリッド・リンドグレーン

    「スモーランドのエーミール」のシリーズは、古きよき時代に生きる子どもの生活を生き生きと描いているばかりか、時代を経ても変わらない子どもの本質をしっかりつかんだ書き手が、日々起こる騒動をユーモラスで暖かい筆致でつづっており、最近の血の気の薄い児童文学なんかに負けない普遍性がある。「古い」本かもしれないが、濃厚に面白いこと請け合い。(2007/11/15)
  • エーミールとねずみとり

    【著者】アストリド・リンドグレーン

    リンドグレーン作品の中でも、異彩を放つ「スモーランドのエーミール」。リンドグレーンの敬愛する父はこのエーミールをこよなく愛し、彼女自身もすべて書き終わったときエーミールとの別れを惜しんで落涙したというこのシリーズが、今手に入らないというのは、あまりに理不尽。あのベルイ(スプーンおばさんで有名な)の挿絵とセットで、できることならハードカバーで復刊してください、すばらしいあの挿絵が存分に楽しめるように。(2007/11/15)

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