或る日、突然、あなたも訴えられる!!

“偽装知財”に、過剰に忖度する社会への警鐘
マーケティング、広告宣伝、知的財産、そしてオリンピックにかかわるもの必読の書！

五輪マークは著作権フリー！
だけど年賀状にも使ってはいけない!?
レストランのオリンピック応援は「違法」!?
SNSでオリンピックについてつぶやいてはいけないって本当!?
便乗（アンブッシュ）と思われたら、すぐ取り締まられる。ほんとうにあった、事例1,000以上を検討しつつ、IOCのオリンピックビジネスを支える“偽装知財”の正体を暴く。

今やオリンピック運営の大半を支えるスポンサー収入。ビッグスポンサーを守るため、オリンピック委員会は他企業によるオリンピックへの祝福、応援、盛り上げにまで、厳しく介入している。
---自由競争と企業努力の賜物であったはずのアンブッシュ・マーケティング（便乗商法）は、いかにして悪質な「寄生商法」になってしうまったのか？オリンピック委員会の主張する知財・商標保護などには本当に法的根拠があるのか？
2020年東京オリンピックが迫るいま、知財・商標保護に精通する著者が、オリンピック組織の身勝手な主張と精査。どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか？
線引がまったく不透明なゆえに忖度による自粛ムードに覆われる社会へ、豊富な事例を交えて確かな「答え」を提示する。

▼著者プロフィール
友利昴（ともり すばる）
企業で知的財産業務に携わる傍ら、ブランド論や知的財産権の専門家として、著述・講演活動を行う。
1級知的財産管理技能士（ブランド/コンテンツ）。知的財産権の面白さや奥深さを、一般に親しみやすい筆致で伝えるとこに強みを持つ。
書籍の執筆、法律誌での連載、寄稿の他、「週刊女性」「朝日新聞」「R25」「萩上チキ・Session-22」「荒川強啓デイ・キャッチ！」「ひるおび！」など、一般誌、メディアへの出演やコメントも。
【主な著書】『へんな商標？』（発明推進協会）、『へんな商標？ 2』（発明推進協会）、『それどんな商品だよ！ 本当にあったへんな商標』（イースト・プレス）、『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』（KADOKAWA／メディアファクトリー）他。