BLUE: Tokyo 1968-1972
野上眞宏 著 / マイケル・K・ボーダッシュ 編
5,280円(税込)
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著者 | 野上眞宏 著 / マイケル・K・ボーダッシュ 編 |
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出版社 | オシリス |
判型 | 244 x 234㎜ |
頁数 | 204 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784905254072 |
商品内容
本書収録の約190点におよぶモノクロ写真は、「はっぴいえんど」(細野晴臣、松本隆、大瀧詠一、鈴木茂)結成前の1968年から解散を決めた1972年暮れまでの時期に撮影されている。
立教大学で同級の細野晴臣と遊び仲間だった野上眞宏は、細野との交流を通して、「はっぴいえんど」をはじめ、その後の日本のミュージックシーンを牽引することになるミュージシャンたちのレコーデングやライブ、楽屋での様子などを、プライベートに撮影した。野上がそこに居合わせ、しばしば撮影していたことで、当時まださほど注目を集めていなかった彼らの、極めて貴重なドキュメントが残されることになった。
はっぴいえんどのファンでもあるシカゴ大学のマイケル・ボーダッシュは、「この写真集に収められたイメージの静謐さに私は心を打たれた」と本書序文で綴っている。この一文は、野上がこの時代に撮った写真群のとてもユニークな魅力を私たちに気づかせてくれる。政治的にも文化的にも大きく揺れ動いていた1960年代末から1970年代初めにあって、野上は、この時代を象徴する激動や喧騒とは別の側面にある、価値や重要性を浮上させようとしているかのようだ。野上によって、静寂の中で繊細に捉えられた人々、そして街の姿に、私たちは出会うことになる。
立教大学で同級の細野晴臣と遊び仲間だった野上眞宏は、細野との交流を通して、「はっぴいえんど」をはじめ、その後の日本のミュージックシーンを牽引することになるミュージシャンたちのレコーデングやライブ、楽屋での様子などを、プライベートに撮影した。野上がそこに居合わせ、しばしば撮影していたことで、当時まださほど注目を集めていなかった彼らの、極めて貴重なドキュメントが残されることになった。
はっぴいえんどのファンでもあるシカゴ大学のマイケル・ボーダッシュは、「この写真集に収められたイメージの静謐さに私は心を打たれた」と本書序文で綴っている。この一文は、野上がこの時代に撮った写真群のとてもユニークな魅力を私たちに気づかせてくれる。政治的にも文化的にも大きく揺れ動いていた1960年代末から1970年代初めにあって、野上は、この時代を象徴する激動や喧騒とは別の側面にある、価値や重要性を浮上させようとしているかのようだ。野上によって、静寂の中で繊細に捉えられた人々、そして街の姿に、私たちは出会うことになる。
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