復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

5,500円以上で送料無料
2,035円(税込)

タイム・トラベラー

石山透

2,035円(税込)

(本体価格 1,850 円 + 消費税10%)

配送時期:3~6日後

Vポイント:18ポイント

この商品は現在販売中です

数量: 在庫数:在庫僅少

ご注文のタイミングにより品切れの場合がございます

お気に入りに追加

得票数:23票
タイム・トラベラー 筒井康隆「時をかける少女」より
著者 石山透
出版社 復刊ドットコム
判型 四六判
頁数 208 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784835454382

商品内容

NHK少年ドラマシリーズの最高傑作と名高い
『タイム・トラベラー』&『続・タイムトラベラー』

幻の名作シナリオ集が、気鋭のイラストレーター・456さんの装画により、読みやすい新装版として刊行決定!

1972(昭和47)年1月1日に放送が開始された「NHK少年ドラマシリーズ」の記念すべき第1回作品である『タイム・トラベラー』。SFといえば、外国からの作品が中心だった当時に放映され、等身大の主人公によって演じられるドラマに多くの若者がひきつけられました。

その後、この番組が好評だったため続編である『続・タイムトラベラー』が作られ、圧倒的なファンを獲得。映像が現存していないため、物語の全貌が記された本書の復刊を望む声が寄せられています。
今回は『タイム・トラベラー』と『続・タイムトラベラー』の2つのシナリオを収録し、巻末にはSF評論家・日下三蔵氏による作品解説を加えた新装版として刊行いたします。
ブラウン管の中で繰り広げられた“出会い”“成長”“別れ”を、ぜひ本書でご堪能ください。

『タイム・トラベラー』
深町一夫=ケン・ソゴルはクラスメイトの芳山和子に告げた。
芳山君、僕のつくったラベンダーの匂いのする薬を嗅いだため、
きみは時間を飛び越えることのできる“タイム・トラベラー”になったんだ。
▼目次より
◇ラベンダーの謎
◇ケン・ソゴルの謎
◇テレパシーの謎
◇トカリベツの謎
◇タイム・ルールの謎
◇タイム・エネルギーの謎

『続・タイムトラベラー』
「さあ、おいで芳山君! 僕はケン・ソゴル。君から見れば700年後の未来人」
芳山和子にだけ聞こえるその声、その名前は、初めて聞くのになぜだか懐かしい響きがした。
▼目次より
◇呼ぶ声の秘密
◇2001年の秘密
◇タマエとレリの秘密
◇エネルギー・スクリーンの秘密
◇さまよえるインド人の秘密

☆☆☆本書の4大特長☆☆☆
1.NHK少年ドラマシリーズの中でも屈指の人気を誇る『タイム・トラベラー』。今なお根強い人気を誇り、繰り返し映像化される、筒井康隆氏による青春小説の金字塔『時をかける少女』とは異なる魅力を本書にてご堪能ください!
2.続編となった『続・タイムトラベラー』のシナリオも収録! ノベライズ版『続・時をかける少女』とも読み比べてください。
3.日下三蔵氏(SF評論家)による作品解説を新規収録予定!
4.表紙絵は気鋭のイラストレーター456氏による描きおろし。

▼著者プロフィール
石山透(いしやま とおる)1927-1985
北海道生まれ。東京高等学校卒業後は前衛劇団を主宰。
1950年頃から、ラジオ・テレビを中心に脚本家としての活動を開始。1959年のNHK『ピエロが泣いた』でテレビのシナリオ作家としてデビュー。1971年、筒井康隆の『時をかける少女』を大幅に膨らませた、少年ドラマシリーズ第1作『タイム・トラベラー』が好評で、オリジナル続編を執筆し、自身で『続・時をかける少女』として小説化。1973年にはNHK人形劇『新八犬伝』、1977年にはNHK時代ドラマ『鳴門秘帖』、1979年からは人形劇『プリンプリン物語』のシナリオを担当。SF的発想と独自の楽屋落ちに才腕を揮ったが、58歳で死去。

456
書籍の装画、CDジャケットを中心に幅広く活動中のイラストレーター。
代表作にボーカロイド・鏡音リン「ロストワンの号哭」イラスト/PV、近作では「十二人の死にたい子どもたち」(冲方丁・著 文藝春秋刊)のキャラクターデザイン、帯イラストなどを担当。
http://makina7.com
にて作品を発表中!

※本書は『タイム・トラベラー』(1984年 大和書房発行版)を再編集し、新装版として出版するものです。

(c)石山透
協力:大和書房

もっと見る

◆こちらもチェック!◆
◎『続・時をかける少女』

関連キーワード

キーワードの編集

読後レビュー

全4件

  • 時代を感じさせる…

    このTVドラマは、当時見ていないのだが、今だったら使われないようなセリフがたくさん出てきて、昔の方がストレートに、様々な主張がなされていたんだんあと、感じた。 (2017/02/19)

    GOOD!0
  • 復刊ドットコムの「タイムトラベラー」脚本集新装版について。

    以前1984年の大和書房版を読んだのですが、改めて新装版も読んでみました。
    続編の最終回冒頭の不思議な話の脚本が欠落していたらしく、大和書房版では石山透さんが放送とは違う話を挿入したようでした。
    今回の新装版は大和書房版を底本にしてあり、放送で使った話の復元はなかったものの、すっきりとした構成で読みやすく感じました。
    仄聞するところによると、権利関係のクリアが困難だったようで、前出の旧版にはあった口絵写真、石山透氏あとがき、NHK少年ドラマシリーズ放送作品リスト、正続テーマ曲の楽譜などはカットされています。
    DVD「少年ドラマ・アンソロジーⅠ」の音声データと突き合わせて聴くと、特に続編は後になるほど脚本との食い違いが多く、当時の現場の慌ただしさや息遣いが聞こえてきそうです。
    続編は少し説明が足りない感がありますので、小説版を参考にすればより世界観が楽しめると思います。
    今回の新装版等により、記憶の風化や記録の散逸、情報資料の入手難が少しでも緩和されれば、と願っています。特に若い世代に愛してもらいたいですね。 (2017/01/16)

    GOOD!3
  • あの日のテレビの前へタイムトラベル

    失われた時間は、取り返すことはできない。
    今では考えられないマスターテープの再利用(しかも天下のNHKが!)のために消去されてしまった貴重なタイムトラベラー、続タイムトラベラーの映像。
    しかし、このシナリオを読むことによって、あの日のあの場面が鮮明によみがえる。それは、現代と過去の自分がシンクロしているような不思議な感覚だ。
    過去を変えることができなくても、過去を再体験することができる・・・これこそタイムトラベルそのものだ。
    是非、原作の時をかける少女と続・時をかける少女も合わせて読み返して欲しい。 (2016/12/25)

    GOOD!4
  • 幻のNHK少年ドラマ版。原作とは違うパラレルワールドの大冒険が展開されていた!

    ★(ケン・ソゴル消滅の危機! 芳山和子が時間と空間を駆けまくる!
    幻のNHK少年ドラマ版では教師や大学教授も巻き込む大冒険活劇が展開されていた!!)★

    NHK少年ドラマの原点であり代表作でもある『タイム・トラベラー』のシナリオ集です。
    『タイム・トラベラー』の全6話、『続 タイム・トラベラー』の全5話のシナリオが完全収録されているお宝版であります。
    番組冒頭で城達也が語る不思議なエピソードから、
    「未来人ケン・ソゴルの運命はどうなるのか?そのお話はまた来週」……
    というようなナレーションまで収録されているのが楽しいですね。

    続編の『続・時をかける少女』の世界とは、筒井康隆の『時をかける少女』よりむしろこのNHK少年ドラマ版『タイム・トラベラー』の方がストーリー的に連続しています。
    『続・時をかける少女』の幻の前作、と言えるでしょう。

    『タイム・トラベラー』『続 タイム・トラベラー』がここまで多くの人に愛され、記憶に残る名作となり、NHK少年ドラマシリーズの礎を築いたのは、石山さんの尽力によるところも大きいのではないでしょうか。

    映像の再現はほぼ不可能ですが、シナリオを見ればその一端を味わうことができます。
    語られることの多い貴重な歴史的名作の完全シナリオ版を復刊する意義もあるのではないでしょうか。

    『続・時をかける少女』に続いて本書もぜひ復刊を! (2011/07/18)

    GOOD!3
  • レビュー投稿はこちら

復刊投稿時のコメント

全23件

  • 子どもの頃に見たドラマがいまだに忘れられません。
    あの不思議な、緊張感のある雰囲気をまた味わいたいと切に願っています。 (2023/01/27)
    GOOD!0
  • 子どものころ観たドラマの中の宇宙がとても神秘的であり、少し怖くもありました。
    ドラマを観ることが出来ないのなら、ストーリーを読み、想像の世界に浸りたい。そんな思いでリクエストします。
    是非、本の表紙も昔のままでお願いします! (2021/08/01)
    GOOD!1
  • 何といっても、中学校時代に読んだり少年ドラマシリーズの第一弾として視聴しましたから。インパクトの強さといったら他にありません。 (2017/01/05)
    GOOD!1
  • なつかしすぎます (2016/10/19)
    GOOD!0
  • 技術が発達していくらでもSFが作られてますが
    どうしても忘れられないほど印象深い映像作品でした。 (2016/10/19)
    GOOD!1

もっと見る

おすすめ商品

V-POINT 貯まる!使える!