蜜蜂マアヤ

ヴァルデマール・ボンゼルス　実吉捷郎

726円（税込）

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著者	ヴァルデマール・ボンゼルス　実吉捷郎
出版社	岩波書店
判型	文庫
ジャンル	児童書・絵本
ISBNコード	9784003245910

商品内容

巣をぬけ出したミツバチの子マアヤの冒険が美しい自然を背景に詩情豊かに描かれる．世界各国語に訳され多くの子供の心をとらえた名作．ボンゼルス（1881‐1952）は新ロマン派の小説家で詩人だが，早くから欧米，アジア，アフリカを旅行し，動物や植物を擬人化した物語を書いた．

読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全3件

うしみつ

子どもの頃，祖母に初めて買ってもらったのが偕成社の童話シリーズでした。蜜蜂の生態は別として，女の子が独立心と好奇心に駆られて巣の掟から飛び出し，様々な昆虫との出会います。クモに捕らえられて食べられかけたり，怖いものなしだった強い昆虫が命を終えるときに彼女に語ることなど，含蓄が多い物語でした。やがて巣に戻った時には，経験を積んだ賢い働きバチとして受け入れられ，ほっとした覚えがあります。ジェンダーとか，女性の自立とかを声高にうたっていないのに，性の区別なくヒトが成長すること，賢くなることとはどんなことかを，子どもは読み進めていくことで，無意識のうちに考え，賢くなっていくのだと思います。大人になっても繰り返し読める名作だと思います。 (2022/07/06)
GOOD!1
タリスマン

子供の頃、偕成社から出ている童話シリーズを読んでたいへん感銘を受けました。ぜひ原作を読んでみたいものです。復刊フェアに取り上げてください。大人がこのような名作を読み、そして自分の子供にも読ませたいと思う流れが今こそ必要と考えます。くだらない新刊を次々出すよりも、大人と子供の両方の世界で名作を名訳で復活させる事を強く希望します。 (2004/06/30)
GOOD!1
偽嘘発見器

アニメ『ミツバチマーヤ』の原作。
マーヤの冒険はどんなものだったのか、
子供の読み物としても面白いです。
アニメをしっている大人が読んでもアニメとの違いが面白いと思います。 (2003/09/17)
GOOD!0