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小海永二 翻訳選集 第六巻 詩・文学、芸術論集

S・ヴェイユ、T・ツァラ、他

小海永二 翻訳選集 第六巻 詩・文学、芸術論集

5,500円(税込)

(本体価格 5,000 円 + 消費税10%)

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著者 S・ヴェイユ、T・ツァラ、他
出版社 丸善株式会社
判型 菊判
ジャンル 文芸書

商品内容

20世紀後半、常に時代の先端思潮を照射し、日本の文化をリードしつづけてきた、小海永二の業績を復刊、集成。

世界の現代詩史に多大な影響を与えたフランスの詩人アンリ・ミショーや、スペインの詩人ガルシーア・ロルカの紹介・翻訳の第一人者として知られる小海永二は、同時にアンドレ・バザンの『映画とは何か』(全4巻)をはじめ映画・芸術関連の名著や、ダダ、シュルレアリスム関連文献などの精力的な翻訳を通じて、 20世紀後半、常に時代の先端思潮を照射し日本の文化をリードしつづけてきた。その主要な業績を復刊・集成する、待望の6巻撰集。

25 現代フランス新詩集
26 シモーヌ・ヴェイユ詩集
27 翼の種子(P・エリュアール)
28 チューリヒ年代記 1915-1919(T・ツァラ)
29 アンチピリン氏の最初の天上冒険(T・ツァラ)
30 距離(J・コクトー)
31 過去への序文(J・コクトー)
32 一詩人の歩み(J・コクトー)
33 アンリ・ミショー論(K・クレジオ)
34 アンリ・ミショー論(C・ロワ)
35 アンリ・ミショーを発見しよう(A・ジイド)
36 不在の画家、アンリ・ミショー(A・ジュフロワ)
37 アンリ・ミショー展 他1篇(A・モニエ)
38 『パリの暗闇』より(J・ボシェール)
39 愛をめぐる断想(J・シャルドンヌ)

■ 推薦の言葉
梅本 洋一(横浜国立大学教授)
 小海永二氏の多様でしかも先端的な訳業のすべてがここにある。
鈴村 和成(文芸評論家・横浜市立大学教授)
 先生の御仕事がこうして撰集としてまとめられてゆくことは、日本の文化の高さを証明する快挙だと思います。
谷川 俊太郎(詩 人)
 ミショー、ロルカに近づけたのは小海さんのおかげです。


■ 小海永二翻訳撰集を推薦します
井出孫六(作 家)
川成 洋(法政大学教授)
佐藤忠男(映画批評家・日本映画学校校長)
清水憲男(上智大学教授)
杉山平一(詩人・帝塚山学院大学名誉教授)
林屋永吉(元駐スペイン大使)


1931(昭6)年 東京麻布生まれ。
1951(昭26)年 東京大学教養学部文科二類に入学。
1954(昭29)年 第一詩集『峠』を書肆ユリイカより出版。
1955(昭30)年 東京大学仏語仏文学科を卒業。『アンリ・ミショオ詩集』を書肆ユリイカより翻訳出版。千代田区立九段中学校に国語科教諭として就職。
1959(昭34)年 東京都立雪谷高等学校に転勤。前年よりこの年にかけて『ロルカ選集』(全3巻)を書肆ユリイカより共訳出版。
1961(昭36)年 三省堂発行の高校国語教科書『現代国語』の編集委員となる。以後、三省堂、教育出版等の国語教科書編集委員を歴任。
1965(昭40)年 雪谷高校を退職、多摩美術大学助教授となる。 1967(昭42)年 横浜国立大学教育学部助教授となる。この年から1977年にかけてアンドレ・バザン『映画とは何か』(全4巻)を美術出版社より翻訳出版。
1978(昭53)年 横浜国立大学教育学部教授となる。『アンリ・ミショー全集』(全3巻)を青土社より翻訳出版。
1989(平1)年 詩誌『詩と思想』編集長に就任(93年まで)。
1991(平3)年 『小海永二全詩集』を花曜社より出版。
1992(平4)年 〈日本現代詩研究者国際ネットワーク〉を設立、初代代表に就任。
1994(平6)年 横浜国立大学を退官、同大学名誉教授となる。

[詩 集] 『峠』『風土』『軽い時代の暗い歌』『夢の岸辺』『四季のうた』他。
[著 書] 『近代詩から現代詩へ』『現代詩の構図』『アンリ・ミショー評伝』『ガルシーア・ロルカ評伝』『ロルカ「ジプシー歌集」注釈』『文学の教育・詩の教育』『小海永二著作撰集』(全8巻)他。
[訳 書] 『アンリ・ショー全集』(全4巻)、『ロルカ選集』(全3巻)、アンドレ・バザン『映画とは何か』(全4巻)、サルバドール・ダリ『ナルシスの変貌』、トリスタン・ツァラ『ダダ宣言』他。

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