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キセキ -gozoCine

吉増剛造

8,580円(税込)

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著者 吉増剛造
出版社 オシリス
ジャンル エンタメ

商品内容

新たにビデオカメラという眼/耳を携えた詩人・吉増剛造が、かがやくものの痕跡を求め、記憶の渦のなかを詩の水底へと下降する終わりなき歩行の軌跡‐輝跡‐奇跡……

DVD=吉増剛造撮影・編集、英語ナレーション付、カラー、194分
Book=A5判変型、ソフトカバー、288頁/吉増剛造詩篇5篇、gozoCineをめぐる27名の執筆者によるエッセイ・評論・座談会など/図版49点
付録=‘Nakedwriting (Osorezan)’by Gozo, 2008(作家自筆テキストカラー複製)
デザイン=服部一成

詩人・吉増剛造はデジタルヴィデオカメラで2006年より映画制作を開始、これらの映像群を自らgozoCine (ゴーゾーシネ)と名づけました。一部で公表され話題となっていたgozoCineのDVD化が遂に実現。これらの作品をめぐる25名余の執筆者によるテキスト、吉増剛造の詩篇をともなって、たぐい稀な一冊の書物として姿をあらわしました。

詩人は誰も試みることのなかった手法で、さまざまな場所に私たちを導き、私たちに語りかけます。「どうぞ一度おいで下さい」と……。横田米軍基地に近い古井戸へ、松尾芭蕉が訪ねた松島へ、ブラジルの蟻塚へ、蓼科の水の枯れたプールへ、黄昏のエッフェル塔へ、カリフォルニアの荒野へ、中上健次の熊野へ、泉鏡花の金沢へ、島尾ミホを追悼して奄美へ……。これまでにも詩篇やエッセイで綴られてもきた場所や人物を再訪する詩人とともに、私たちは、新たな言語とイメージの交錯する領域に導かれていくことでしょう。gozoCineの衝撃は、多くの執筆者たちの思考を喚起することにもなりました。本書では、映像とさまざまなテキストが呼応し、並走していきます。

[DVD]
収録gozoCine作品=まいまいず井戸――take I/まいまいず井戸――take II/Na entrada da casa dos fogos(花火の家の入口で)/千々に砕て――松島篇/プール平/エッフェル塔(黄昏)/クロードの庭/熊野、椰の葉、……/Goya――予告篇、吉田喜重氏に/柳田さんの宝貝、カリフォルニア/光の棘、Frank Lloyd Wright/Strasbourg、いけぶくろ/阿弥陀ヶ池、折口さん――/鏡花フィルムI ――プロローグ/鏡花フィルムII ――金沢篇/鏡花フィルムIII ――逗子篇/鏡花フィルムIV ――三尺角、水の駅/朔太郎フィルム日記/奄美フィルム――ミホさん追悼(以下はDVD映像より)

[冊子]
序・解説=八角聡仁「キセキノート」
エッセイ=岡村民夫/亀岡大助/河合眞帆/菊竹寛/楠本亜紀/小泉恭子/郷原佳以/津田新吾/土肥秀行/豊島重之/中上紀/萩原朔美/樋口良澄/ジャン=フランソワ・ポーヴロス/堀内正規/クロード・ムシャール/八角聡仁/與謝野文子/吉田喜重
評論=今福龍太/倉石信乃/パブロ・デュラン
鼎談=「幽霊の舞踏、あるいは世界の被膜をひきはがす力」朝吹真理子×吉増剛造×八角聡仁/「遭難する魂、あるいはカメラをもったオルフェウスの宇宙」小林康夫×吉増剛造×八角聡仁/「再訪の詩学、あるいはみずからのこころをもてなすこと」鵜飼哲×吉増剛造×八角聡仁
吉増剛造詩篇=「赤馬、静かに(be quiet please)アメリカ」「デリダ行」「蝉」「春の野の草摘み」「poil=ポワル=毛、アフンルパル」

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