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熱学思想の史的展開 熱とエントロピー 1

山本義隆

1,540円(税込)

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得票数:46票
熱学思想の史的展開―熱とエントロピー
著者 山本義隆
出版社 筑摩書房
シリーズ ちくま学芸文庫 ヤ18‐1 Math & Science
判型 15cm
頁数 386 頁
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784480091819

商品内容

ニュートン力学のあとを受けた18〜19世紀は、熱をめぐる世紀となった。なぜ熱だったのか?本書は、科学者・技術者の実験や論理を丹念に原典から読みとり、思考の核心をえぐり、現代からは見えにくくなった当時の共通認識にまで肉薄する壮大な熱学思想史。迫力ある科学ドキュメントでもある。後世が断ずる「愚かな誤り」が実はいかに精緻であったかがじっくりと語られる。新版ともいえる全面改稿の全3巻。第1巻は、熱の正体をさぐった熱力学前史。化学者ラヴォアジェが熱素説の下で化学の体系化をなしとげ、より解析的に熱を取り扱う道が拓かれるまで。

目次



第1部 物質理論と力学的還元主義(機械論的自然観と熱?ガリレオをめぐって
「粒子哲学」と熱運動論の提唱?ボイルをめぐって
「ボイルの法則」をめぐって?ボイル、フック、ニュートン
引力、斥力パラダイムの形成?ニュートンとヘールズ ほか)
第2部 熱素説の形成(不可秤流体と保存則?ブールハーヴェとフランクリン
スコットランド学派の形成?マクローリン、ヒューム、カレン
熱容量と熱量概念の成立?カレンとブラック・その1
潜熱概念と熱量保存則?カレンとブラック・その2 ほか)

著者情報



山本 義隆(ヤマモト ヨシタカ)
1941年、大阪府生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程中退。現在、学校法人駿台予備学校勤務

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全46件

  • 内容に興味があります。是非とも (2009/04/29)
    GOOD!0
  • 大作であり名著。山本先生の物理学に対する情熱がこの一冊に凝縮されている。ぜひとも手にしたい。 (2009/02/23)
    GOOD!0
  • 一度読んでみたいのでぜひ復刊を望みます。 (2008/12/30)
    GOOD!0
  • 大学で物理学を勉強しています。物理をやる上で、山本義隆さんの本なしではありえません。昔出版された本でも著者の本はこの先若い世代にもずっと影響を与えてくれるものだと切に思っています。それなのに絶版で終わったまま、学生一人一人の手には直接には届きそうにもなく、なかなか古本でも出回らず、各大学の図書館にポツリポツリとしかないということが非常に残念です。復刊することで、物理をやる人にこの本の魅力・凄みを味わって欲しいです。わたしも新しく復刊した形でまた手にとって読みたいです。どうか復刊をよろしくお願いいたします。 (2008/09/01)
    GOOD!1
  • 熱力学は大事。特に科学とは何かをじっくり考えるためには格好の素材。 (2008/07/07)
    GOOD!0

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