最新の復刊投票コメント(社会学)
全3,412件
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疑惑と行動 マルクスとフロイトとわたくし
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人間における自由
昔、所持していたのですが読み直したいです。
みなさん書いていますが、『自由からの逃走』が版を重ねているので続編であるこちらも再版してほしい。 -
人間における自由
本書、「人間における自由」は多くの方が知っているように、「自由からの逃走」の続編という形をとっている。
前編、「自由からの逃走」は、フロム自身が書いているように、その出版の性急さにより、ナチスドイツをはじめとした、一人一人の人間が自由を放棄し、誰かに売り渡すその過程と構造についての分析やが主であり、それは(その前後の背景や現代民主主義国家の論考を含め)非常に示唆に富んだ内容ではあるのだが、しかし出版を急いだことにより、それを踏まえて人間という存在そのものをとことん追求するという点が省略されているという傾向にある。
本書は、「自由からの逃走」出版後、そこで展開された論理に基づき、人間存在に関する洞察を深化し、いかにして本来的なあり方に至れるかという事を導出した書籍である。
ゆえに私はこの書籍の復刊を希望する。
また同時に人間に対する更なる洞察を深めると共に、これら思想の根幹にあり、またフロムの思想史における立ち位置を明瞭化させた著作である「疑惑と行動 マルクスとフロイトとわたくし」(1965)の復刊も希望する。 -
疑惑と行動 マルクスとフロイトとわたくし
「自由からの逃走」「生きるということ」「愛するということ」
などがベストセラーになる中、それらフロムの思想の根底となる点が一体どのような流れを汲んできたのかを知るものは少ない。
本書では、それらフロムが何に影響を受け、社会分析を行ってきたかを自ら明瞭にすることで、前述の図書の主張、ロジックを具現化させると共に、思想史におけるフロムの仕事とその立ち位置を明確にする書籍である。
またそれだけでなく、本書は前述の3冊にて語り切れなかった鋭い人間とその社会に対する分析も含まれており、それほどのものであるのにも関わらず、ここ半世紀以上の間重版が為されなかったことが非常に残念である。
そのため、私はこの書籍の復刊を希望する。
また、「自由からの逃走」以上に冴えた舌鋒で社会分析を行った「人間における自由」(1955)も同時に復刊希望する。 -
パラノイア合衆国
相変わらず陰謀論が跋扈するアメリカの精神性を理解したいから。
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マンハイム全集 全6巻
古典であり読み返したいが、中古価格が高騰しているため
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男性支配の起源と歴史
実証的な仕事の真価は時間がたっても、増すことはあれ減ることはない。ましてや、家父長制のような論争的であり続けているテーマで、本書のようなエポックメイキングな仕事を読めなくなるのはあまりな損失。復刊を切に希望する。
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国際分業と女性: 進行する主婦化
資本主義の暴力を今こそ、根底から考えなくてはならない。本書はフェミニズムの視点から、資本主義の「外部」に着目して資本主義の搾取構造を分析したもので、刊行が多少古いとはいえ、多くの人が読まなくてはならない。何よりわたしが読みたい。
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制服少女たちの選択
稀代の社会学者宮台真司の代表的な仕事であり、これが今絶版になっているのは惜しい!!
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「レズビアン」である、ということ
なぜあなたは、あなた自身の輪郭を辿ってみようとしないのか、という問いかけが突き刺さる。
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政党社会学
政党というしくみは、民主主義政体において避けては通れないものですが、国民の中でもそのしくみを把握できている人がどれだけいるか。
今日ではデュヴェルジェというと専ら小選挙区制度と二大政党との関係にクローズアップされがちですが、むしろ議員政党と大衆政党という政党活動の態様の解析にこそ見るべきものがあるように思われます。 -
パソコン創生「第3の神話」
今後価値を増す内容だと思うから、絶版が惜しい
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百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版]
本の内容を沢山の人に読んでほしいからです。
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フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集
これからの社会に重要になりそうな内容が、書いてあるからです。名著と言われているし、良い情報の共有は大切になりそうだから。
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社会の経済
後期ルーマンの社会システム論の理解を深めたいため。
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社会システムのメタ理論
初期ルーマンの構想を知るために重要であるため。
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情熱としての愛―親密さのコード化
ルーマンのシステム理論における恋愛の構造を知りたいため。
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意味の歴史社会学―ルーマンの近代ゼマンティク論
ルーマンのシステム理論における文化の役割を知りたいため。
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オートポイエーシス・システムとしての法
ルーマンのシステム理論を法学領域に応用した結果を知りたいため。
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いじめと現代社会――「暴力と憎悪」から「自由ときずな」へ――
著者の内藤朝雄さんの教育論は興味深いなと思っていて執筆した本も読んだみたいのですがこの本だけ絶版になっていたので
できれば新品で読んでみたいというのもありますし、この本が復刊することによって著者の主張が世間に注目されるきっかけになってほしいなと思います
未読ですが、内容的にフロムの原点ともいうべき作品です。
ぜひ読みたいです。