48 票
著者 | 安部公房 |
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出版社 | 新潮社(文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784101121215 |
登録日 | 2001/05/28 |
リクエストNo. | 4127 |
リクエスト内容
発行年月 1989.4
ISBN 4101121214
共同体に潜む狂気を暴きだす『未必の故意』。誰が医者で誰が患者なのか、精神病院を舞台に〈正気〉の根拠を鋭く問う『愛の眼鏡は色ガラス』。草食人間となった一人の男の、〈変身〉の行方を追究した『緑色のストッキング』。旧版『どれい狩り』を全面改訂、珍獣ウエーの出現を通して人間存在の不確実性を浮彫りにする『ウエー(新どれい狩り)』。文学的緊張と劇的興奮に満ちた戯曲4編を収録。
投票コメント
全48件
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安部公房の作品は全集を買い揃えるべきなほどにどれも面白いのですが、安部公房を知らない人にも気軽に入手でき、面白さを知るきっかけになる文庫が絶版であるのは非常に残念であり、自分も買い直したいため復刊を希望します。 (2022/12/09)GOOD!2
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緑色のストッキング』の既読者が増える事は「文学の発展」に直結すると思うから。「文学の発展」は言葉ほど重苦しい意味でなく、単純に「真に新しい作品を生み出す」という意味で。安部公房氏の作品はすべからくその土壌になる可能性を持っている。 (2006/03/14)GOOD!1
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シュールリアリズムを追求し、独自の世界観が作品に広がっているGOOD!1
安部公房さんは好きな作家の一人です。
砂の女はもちろん、箱男、棒になった男など数々の
作品を読みました。どれも引き込まれ、時には怖い気持ちに
なるくらいになります。
是非、絶版の作品も復活して頂き読んで見たいです。 (2003/10/17) -
安部公房氏の描く、独特・独創的な世界観に、魅了されたからです。沢山の人に読んでもらいたいと思っているのですが、近年、公房氏の作品が何故か、絶版になりつつあり、とても残念だと思っていたからです。もしかしたら『「安部公房」と言う作家名すら、知らない人がいるのでは?』と思い、とても悲しい気持ちになりました。こんなに素晴らしい作品を創り出す、公房氏の作品を一つでも残したいと思い、その中でもこの作品は、滅多にお目にかかれぬ作品になってしまったので、今回、投票しました。ぜひ、復刊して欲しいです!! (2003/09/20)GOOD!1
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現代戯曲のひとつの頂点を示した傑作戯曲だと思う。なんと言っても、ウェー(新どれい狩り)は魅力的。復刊して、もっと若者が安部公房戯曲の世界にひたれる機会を与えて欲しい。ただでさえ、安部公房の作品は、新潮文庫ぐらいでしか出版されていないのに、絶版にしてしまっては将来に渡ってその機会が絶たれてしまい、これは大きな社会的な損失だ。是非是非、復刊して欲しいと思う。 (2002/10/15)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2001/05/28
『緑色のストッキング』(安部公房)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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