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著者 | 松村しのぶ |
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出版社 | 株式会社ホビージャパン |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2005/11/03 |
リクエストNo. | 31366 |
リクエスト内容
「チョコエッグ」「チョコラザウルス」等食品玩具の原型を担当したことで有名な海洋堂の造形師、松村しのぶ。
「真・世界動物誌」(現在は「WIRD RUSH 新・世界動物誌」)は1989年から月刊ホビージャパンで不定期的に連載されている松村しのぶの動物造形物のコーナーです。
基本的に毎回造り起こしの哺乳類、爬虫類、恐竜などの造形物1点を2、3pで紹介。(限定商品の紹介やイベントのレポートだけの回も一部アリ)
大半は実在の動物ですが、河童やドラゴンを紹介したこともあります。文章は長文で、造形物の製作法やその動物の特徴、発見された時のエピソードなどを紹介。図鑑に載っていないくらい細かなことが書かれていることもあります。
連載開始は、月刊ホビージャパン89年2月号(通巻237号)から。既に100回目を越えてます。
小学館から発売された「チョコエッグ百科2」に造形物の写真が少しだけ掲載されているそうですが、連載そのものは単行本化された事がありません。
造形物はいずれも本物と見間違うほど質の高いものばかり。文章も非常に読み応えがあり、楽しめます。これほどのものが雑誌に掲載されてその後日の目を見ないのはとても悲しいです。単行本化を強く希望します。
投票コメント
全8件
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雑誌に連載されていた頃、毎月の発売がとても楽しみでした。GOOD!1
いつか本になってくれるかもと、残しておかなかった事が悔やまれてなりません。
造形も流石と唸るものでしたが、書かれているコラムが
さらに素晴らしい物で、もう一度読みたい・・・。
あのコーナーが一同に集まった本ができれば
一生の宝になると思います!! (2009/09/10) -
製品版のカタログは持っているのですが、着色済み完成品のGOOD!1
商品では、どうしても原型にあった鮮やかさやリアリティーに
欠けます。
なんといっても松村氏の恐竜模型で一番説得力のあるのは
色です。
恐竜などの筋肉や質感は言うに及ばずですが、とにかく色の
リアリティーがすばらしいのです。
緑とか紫とか、嘘っぽい色ではなく、『皮膚からにじみ出る色』
という質感を初めて再現した、まさに先駆けだったと思います。
未だに、当時買いそびれた松村氏の連載が掲載されている
HJを見つけては購入し、造形美にため息をつきながら眺めて
おります。
解説の方には動物に対する独自の考察も載っていて、とても
興味深く、面白い記事になっているので、こちらも余さずに
載せていただきたいです。
是非、『今月はどんな動物が掲載されているんだろう』と
ワクワクしながら本の発売を待った、あのときの感動を
復活させてください。 (2006/05/03) -
造形の素晴らしさはもちろんですが、文章が本当にいいです。GOOD!0
生き物への愛情を感じます。 (2012/02/17) -
食玩に興味があるから (2010/11/02)GOOD!0
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松村さんはとても素晴らしい作品を多数制作しておられますが、ネットでも冊子でもその作品を見つけることが出来ず残念な思いをしております。ぜひ一連の連載を冊子の形で出版していただきたく思います。 (2007/12/05)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/11/03
『「真・世界動物誌」「WIRD RUSH 新・世界動物誌」の単行本化』(松村しのぶ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ニマ