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投票コメント
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現代小説の頂点にして出発点。客観描写に徹しているかに見える語り手の、生々しい情念が、その無機質な文体の隅々にまで浸透している。人間にとって裸の現実などというものはなく、全ては何らかの関心なり視角なりから照らし出された事象であるということ。読み手を否応なく共犯関係に引きずり込む語り手。その、妄想と現実、現在と過去とが同列に並んだ世界。もはやこれは「古典」でしょう。読まれるべき作品。 (2011/07/13)GOOD!1
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ヌーヴォー・ロマンの諸作のなかで最も典雅で官能的な作品。文学とは結局言葉の連なりが生み出す感覚に他ならないということをこれほど如実に表している小説も滅多にない。これを読まずして現代文学を語る資格はない。 (2010/01/29)GOOD!1
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自分が読んでいる作家がすすめていたので。 (2018/01/06)GOOD!0
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ヌーヴォー・ロマンの代表的な作品だと小耳に挟んだのですけど随分長い間古書としてしか出回っていないらしいですね。GOOD!0
読んだ人への嫉妬から投票いたします。 (2016/04/18) -
必読書150に入っていたので読みたいです。 (2012/05/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/08/01
『嫉妬』(ロブ=グリエ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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