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著者 | リチャード・ジェサップ |
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出版社 | 文春文庫 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784167275075 |
登録日 | 2000/08/29 |
リクエストNo. | 1510 |
リクエスト内容
古今東西、誘拐をテーマにした作品は星の数ほどありますが、
たいてい犯人は、身代金要求のタイミングか受け渡しのタイミングで
必ず失敗をやらかし、読者をがっかりさせてしまします。
それを塗り替えたのがこの摩天楼の身代金です。
犯人は信じられないほど見事な方法で我々と警察を欺き、
身代金の要求を叩きつけます。
そしてどうなるかは小説を読んでからのお楽しみとなるのですが、
最後の1ページ1行まで目が話せません。
投票コメント
全27件
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亡くなった父の書斎から失敬して読みました。GOOD!2
いままでに読んだ事のない全く新しいミステリーの手法で、初めから最後までドキドキの連続でした。本作では書かれなかった背景や、後日譚などが気になりすぎて、どなたか熱烈なファンの方に続編を書いてほしいくらいです。
作者が映画の脚本家だったのにハリウッドが映画化しなかったのは、当時としてはあまりにも斬新すぎたか、お金がかかりすぎるとふんだからでしょうか?もしくは役者が揃わないとか・・・。
嗚呼、絶版になっているのがもったいない、惜しいすぎます。 (2016/01/07) -
全体の構成も面白いし、2重3重のトラップも、GOOD!2
間に挟まれる各人のエピソードや恋愛模様も
楽しめる。こういうタイプの本格的サスペンス
というかミステリーは無いのでは?自分の中では
ベスト10に入る作品。ラストが若干センチメンタルだけどね。 (2003/12/15) -
むかしむかし、図書館で閲覧した「おすすめ100冊」紹介本の中にあった書名を手帳にメモしておいたのです。誰のおすすめだったかは忘れてしまいましたが。GOOD!2
この度書店で注文したところ絶版とのことでしたので、それはあまりにもったいない、との思いから参加させていただきます。
5年以上前に、1回だけ図書館で借りて読むことができたのですが、ストーリィのこまごましたところはいまではおぼろげです。けれども、ラストのゲットザマネー!方法については、鮮やかに記憶に刻まれています。加えて、とても気持ちよい読後感だったことも。ぜひ復刊していただき、自宅に迎えたい本です。 (2003/12/05) -
このように最後の1行まで読者を惹きつけ驚かせる本に出会ったことはありません。私は奇跡的に神田の古本屋で購入することができ、親や友人に貸してあげたりしていますが、面白いため皆すぐ読み終わってしまいます。是非復刻をお願いいたします。 (2000/09/07)GOOD!2
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この本は、確か角川文庫のブックガイドシリーズ(安原顕さんが編集していたもの)で紹介されていたと記憶しています。見つけて読んで、確かにとても面白い小説でした。読んでいない方にはおすすめしたい出来の良さです。私は所有しているので、おそらく2冊目の購入はしません。 (2000/08/29)GOOD!2
読後レビュー
NEWS
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2000/08/29
『摩天楼の身代金』(リチャード・ジェサップ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
金平糖