古典統計力学の数理的特性を明確に示し、その定式化をていねいに解説する。理論の急所がコンパクトにまとめられており、初学者でもその真髄にふれることができる。研究を主導した著者による見通しの良い入門書。

精神史--- それは人間の営みを総体として捉え、その時代精神を理解しようと試みる。古典古代からポストモダニズムまで、真の〈他者〉理解、自己と他者の共同性の確認をめざして白熱する講義は、多くの学生を魅了し...

近代日本の「エリート」6人を取り上げ、同時代の大衆との同異を解明した共同著作「日本人の死生観」（抄）ほか、朝日新聞での時評、女性誌の連載エッセイ、出版物への推薦文等、様々な読者におくられた豊饒なる74本...

破防法、公安調査庁を要とする戦後の治安体制はいかに形成されたのか。戦後初期の膨大な資料を駆使して、謎に包まれた権力の全体像に迫る労作。

物語り理論の問題提起と実証的歴史家の営みとをつなぎ合わせる、領域横断的な思考の躍動する歴史哲学論考。「抑圧された者たちの伝統」のために。

※本品はトートバッグです。書籍ではありませんのでご注意ください。 ◆岩波書店でお馴染みの、広辞苑の装丁がモチーフに。小さく見えてたっぷり収納できるミニトート さらりとした薄手のコットンで仕上げら...

※本品はトートバッグです。書籍ではありませんのでご注意ください。 ◆岩波書店でお馴染みの、文庫の装丁がモチーフに。小さく見えてたっぷり収納できるミニトート さらりとした薄手のコットンで仕上げられ...

※本品はトートバッグです。書籍ではありませんのでご注意ください。 ◆岩波書店でお馴染みの、新書の装丁がモチーフに。小さく見えてたっぷり収納できるミニトート さらりとした薄手のコットンで仕上げられ...

※本品はトートバッグです。書籍ではありませんのでご注意ください。 ◆マチ付きで書籍も雑誌もたっぷり入る広辞苑 帆布トートバッグ 第七版 凛として力強い、広辞苑の黒い表紙をイメージしたトートバッグ...

土用の丑の日、店頭はウナギの蒲焼きで賑やかだ。でも、ウナギって絶滅危惧種だったはず…。結局のところ絶滅するの？ 土用の丑に食べてはいけない？ 気になるポイントをQ＆Aで整理。野生動物ウナギと共存する道を...

世界の究極の構成要素である素粒子を高精度に捉えるためにどのような工夫がなされ、どんな発見があったのか。X線を検出した写真乾板から、ヒッグス粒子や超対称性粒子を検出するための装置までをていねいに解説する。...

日本社会はいま歴史上戦国時代以来の大変動を経つつあるという。国民国家の形成、民衆自身によって結ばれる村や町の成立、呪術的社会から合理主義的社会への移行など、近代日本の出発点としての戦国社会の諸相を描く。...

明治一七年から二一年までの留学体験を下敷きにしたドイツ三部作『舞姫』『うたかたの記』『文づかひ』と、九年の歳月をかけてアンデルセンの小説を翻訳し、原作以上の評価を得た『即興詩人』（抄）を収録。

数学の超難問とされるリーマン予想。これまで誰も解決できなかった原因は何か。リーマンの問題提起から一五〇年を経て、その苦闘の歴史を辿る。解決のヒントは原点に帰ることで得られると主張する。

ローマ史上の画期とされる帝国の東西分裂とは、何だったのか。歴史を動かした文武の官僚たちを主人公に、帝国の解体過程を描き出す。膨大な研究史の洗い直しと緻密な史料分析をもとに、新しい歴史像の提示を試みる一書...

夢分析の雛形となる「イルマへの注射の夢」から、「夢の本質は欲望成就である」という公式へ---。「心の生活の無意識を知るための王道」を歩むフロイトの主著。本巻は第五章までを収め、巻末に文献一覧を付す。

ブロイアーとの訣別後、フロイトは神経症の病因論と性の問題の研究に専心する。科学的心理学の構築を目指した未完の野心作「心理学草案」ほか、「精神分析」の語が初めて登場する「防衛 -精神神経症再論」等を収録。...