エドガー・スノーの『中国の赤い星』によって世界で初めて知られた毛沢東と中国革命の存在。清新の気あふれた革命直後の社会主義建設と「大躍進」などの数々の試みは矛盾に満ち、「文革」は自壊。革命と「文革」の高揚...

第一次大戦以後の時期に関する日本の外交記録で公刊されたものといえばこれが唯一のもので、近代史・現代史研究には不可欠の資料である。下巻は大正11年より終戦まで。

幕末の諸国からミズリー号の調印までに至る100年間のもっとも正確かつ詳細な年表と主要文書を外務省外交文書室が編集したものである。開国に関する外交文書から終戦に至るまでの重要な文書が採録されている。上巻は...

前篇（創立50周年記念出版）収録以降、すなわち大正9年から昭和20年敗戦による兵学校解体までの編年史である。時代に即応した諸制度の改変、教育内容の変遷、人事構成など日本海軍の研究に絶対欠かせぬ基本資料。...

下巻は、条約改正の完成、日清戦役、日清戦後の内外情勢、第三次伊藤内閣、政党政治の主唱、第四次伊藤内閣、日露戦役（日英同盟）、韓国統監時代、韓国併合の廟議、李王世子同伴東北地方・北海道歴遊、満州行、薨去、...

中巻は、西南戦争時代、庶政改善、憲法制定の準備、欧州憲法の調査、宮内卿兼任と朝鮮事件処理、内閣制度の確立、第一次伊藤内閣、帝国憲法の制定、条約改正問題、立憲政治実施、第二次伊藤内閣までを収録。

わが国の初代内閣総理大臣の詳細な伝記録。上巻は家系、修養から、国事奔走、英国留学、開国論の提唱、倒幕運動、王政復古、岩倉大使欧米回覧、版籍奉還、征韓論の経緯、樺太台湾事件、佐賀の乱、大阪会議と政体改革ま...

二度の組閣および、第一軍司令官として前線に赴いた日清戦争、参謀総長として日露戦争の作戦を指揮した公の軌跡。 下巻は、最初の憲政実施時代--日清戦役／第二次内閣前後の政局／日露戦役／日英同盟問題／講和問...

徴兵令の制定をはじめ、近代日本の軍制を確立させた山県有朋の伝記。 中巻は、陸軍建設時代--欧米巡遊／兵部省出仕／親兵組織と鎮台設置／廃藩置県／徴兵令実施／対韓問題と廟議の破裂／佐賀の役／征藩問題／大阪...

明治の元勲にして、政府の要職を歴任した山県有朋の評伝。 上巻は、青年時代--総叙／家系及家門／公の幼年生活と文武修業 尊攘運動時代--禁門事変／四境戦争／長薩連合／皇政復古運動／公と北越戦争--関東視...

大正8年創立50周年を記念して編纂された海軍兵学校半世紀の編年史。兵学校の諸制度とその人事構成および教育内容。入校性名簿と卒業者名簿。大正8年までの入校者及び卒業者名収録。日本海軍を研究する重要資料。

下巻は、参謀次長時代、第六師団長時代、台湾総督時代（統治策と諸施設、教育令の発布、鉄道、道路問題等）明石総督薨去、晩年の明石将軍の談話等を収録。日本の植民地統治については重要資料である。

日露戦争の際、欧州においてレーニン等ロシア革命派を援助して帝政を揺るがし敗戦の端緒を作ったことは日本軍20万に匹敵すると評価された。後に在韓憲兵司令官、植民地治安政策を確立。台湾総督、家系、朝鮮時代まで...

二度の組閣を果たし、第二次政権時には関東大震災の復興事業を推進し、帝都復興院総裁に後藤新平を任命し、帝都の復興にあたらせた山本の伝記。 下巻は、軍事参議官時代、内閣総理大臣時代、薨去、追懐記等を収録。...

若くして明治海軍の制度の更新、軍備の拡充に当り、日清戦争は海軍大佐として活躍。日露戦争時には海軍大臣として東郷を長官に推挙し、決定的勝利の舞台裏の指揮をした。 上巻は、幼少時代、修行時代、佐官・将官時...