時代を超えて読まれるべき、自由な精神の讃歌。アメリカ詩が生んだ最良の遺産のひとつ。危機の時代に魂を賦活させる精神的栄養剤。 (2017/05/22)
草の葉(上・中・下全3巻)
【著者】ホイットマン(著)、酒本雅之(訳)
邦訳されているもののでは、ブラックウッド最大の作品。あれだけの傑作幻視小説を世に忘れさせた儘にしておくのは何とも惜しい。 (2017/04/30)
ケンタウロス
【著者】アルジャーノン・ブラックウッド
南京大虐殺について論じた本は多いが、大虐殺を巡る「論争」について知りたい時に手頃な文献が無い。今第一に問題とすべきは虐殺を巡る諸事実そのものではなく、寧ろそれらを否定する人々への対処の仕方だとさえ言えるので、この分野を眺望出来る本は貴重。古書は数が少なく高騰しているので、是非復刊して欲しい。 (2017/01/28)
南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか
【著者】笠原十九司
今の日本でアクチュアルな問題を扱っている様なのだけれど、古本が高騰し過ぎ。文庫化とか贅沢は言わないので、同じ版でも良いので復刊して欲しい。 (2016/06/12)
表現の自由を脅すもの
【著者】ジョナサン・ローチ
好きな人には堪らない珠玉の幻想短編集だが、既に絶版となり、重版未定。古書は高騰していて入手困難。この際単行本化して多少値段が高くなっていても良いから復刊して欲しい。 (2016/05/04)
シュルツ全小説
【著者】ブルーノ・シュルツ