hinakaさんのページ
ともかく、まだ途中どころか前半も終えていない、横谷順子氏の『静かなる夜のほとりで』既刊の、秋田書店刊1巻2巻以降の3巻から最終話までキチンと出していただきたいと思います。 B5版の分厚い別冊版の雑誌数冊で、まとめられたきりですので、どうしても最終話までのコミック化もしくはマンガ文庫を、切望します。 現在、宙(おおぞら)出版から同作者の過去作品も、新たに刊行されています。同様に、是非この作品も完全版で、出版していただきたいものです! 今から考えると、比較にならないほど早くに、聾唖者が(先天的に耳が聞こえない為に、話す事が出来ない障害を持つ人々)手話もありますが最近では、発声訓練が重視されています。 そんな女子高生が、料理の専門学校を経て、パテシェールとなり、片想いや失恋を繰り返しながら、やがて結婚へと進んで行く流れを、友人や家族との交流を《ただ耳が聞こえない》ばかりに起こる、思いもかけない勘違いや行き違いが、つまらない喧嘩や諍い、あるいは心ない差別や蔑視。 でも、喧嘩できる友達がいい! 耳が聞こえないからと、無意味な親切大きなお世話を灼かずに、従業員としてみてくれる店長達など、様々な出会いと別れ。悲壮感や、お涙ちょうだいの人情話しではない、ある少女が成長する物語……この物語が、あらゆる障害者モノに先行している事に感謝します。
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レビュー
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静かなる夜のほとりで
ささやかながらこの作品の記事を書いています。
HINAKAと申します。
既に、何度かコメントさせていただいておりますが、思っていた以上の反響に驚き感激しております。
ささやかなブログ記事ですが、この件に関する内容を載せておりますので、勝手ながらURLを公開させていただきたいと思います。
『横谷順子さんという、女性マンガ家を御存じですか?『静かなる夜のほとりで』第3巻以降の発売を希望しつつ……。』
(http://aonow.blog.so-net.ne.jp/2010-04-24)
他の方も仰っていられる通り、既刊の1~2巻は全体の1/5も無いと思います。
まさにこれからですので、3巻以降の続刊を早く!または、マンガ文庫などで形態を改めて、全巻でも構いません……このコミックスの発刊が1995年(平成7年)である事を考えると、まさに障害者マンガの草分けとも言うべき、実に価値ある作品です。
何とか最終回まで、広く手に入るように心より出版社様にお願い申し上げます。(2011/10/09)
復刊リクエスト投票
Sweet Lip
【著者】千葉 毅郎
以後、1~2巻も絶版。闘病の末亡くなった作者も、絶筆に近い方で、最終話までのコミック刊行を切望されていた。
現在では、後半は完全な幻。
是非改めて最終話までの、全巻一挙復刊を希う。(2016/10/08)
20面相におねがい!!
【著者】CLAMP
高天原に神留坐す 2
【著者】篠有紀子
Amazonで、1000円以上のプレミヤ価格が付いて、マーケットプライスで、数冊出ています。どこも書店はバラバラです。
どうせなら、コミックス全3冊分を漫画文庫本2冊にでも、まとめて欲しいと思います。(2012/06/19)
Season 全2巻
【著者】田沼雄一郎
痛烈な性体験と、清純な子供の心の葛藤と融合、そして成長を描いた、傑作です。(2010/05/22)
静かなる夜のほとりで
【著者】横谷順子
ですが、九巻分の分量があるのにもかかわらず、単行本となっているのは二巻し
かありません。この二巻は今でも入手可能ですが、今後続巻が出る可能性は無いそうです。
横谷順子は他にも「きみの声 ぼくの指」という傑作を出していますが、「静か
なる夜のほとりで」はこれにも劣らぬ傑作だと思います。それが二巻しか出てい
ないのは、非常にもったいない事だと思います。
秋田書店(出版権が、別の会社に移っているかも知れませんが)に是非続刊の出版を、強く希望いたします。続刊だけでなく、改めて全巻を文庫化する事でも構いません。(2010/04/26)