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ひまわりさんのページ

復刊リクエスト投票

  • 無意識の植民地主義ー日本人の米軍基地と沖縄人

    【著者】野村浩也

    多数の良質な資料をもとに、ポストコロニアリズムの構造を明解に解いている。大学のゼミやサークル活動での参考資料としても多く活用されており、広く読まれることを希望します。
    初めて本書にであったときは、実に衝撃的でした。沖縄の基地問題だけでなく、尖閣や竹島の問題の解決にも参考になります。(2012/09/02)
  • 世界終末戦争

    【著者】マリオ・バルガス=リョサ

    読者にも責任はあると思うが、日本の出版界は翻訳物に冷たい。マルケス、グラス、リョサなどノーベル賞作家の作品を含め、一度出版しておきながら絶版・品切れになっている秀作が実に多い。『世界終末戦争』も古書は実にばかばかしい値段になっているのでぜひとも復刊を望みたい。(2010/11/29)
  • 犬の年

    【著者】ギュンター・グラス(中野孝次 翻訳)

    『ブリキの太鼓』『猫と鼠』と並ぶダンツィヒ三部作のなかで、もっとも入手しにくい。
    図書館でも蔵書しているところが少ないので、なんとしても、復刊して欲しい。(2010/03/03)
  • プロレタリア文化大革命紅衛兵文選 造反有理

    【著者】東方書店出版部編

    最初に「造反有理」をうたった書で、言葉の正しい意味を知りたい。(2009/06/01)
  • 調書

    【著者】ジャン・マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ

    数十年前に読んで、書庫を探したものの、蔵書が見当たらず。
    復刊されたらぜひとも再読したい。(2008/10/22)

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レビュー

  • 沖縄決戦

    八原博通

    意を決して入手

    古書店にまったく出ないというわけではないのに、非常識なほど高価なので、ずっと購入を見合わせていた。
    しかし、研究者の間では必読書になっており、疑わしい記述はあるもののかなりの点で信頼できる書であるとの評価が高い。
    元沖縄県知事の大田昌秀氏も、「この人は信頼できると思っている」という。大田氏との対談で、佐藤優氏もこの書について誤りも指摘しながら結構引用していた。

    佐藤優氏が購入した時の価格、8000円前後なら購入しようと思っていたが、ネット上に出る時は、極端な場合その10倍もする。
    先頃、その8000円で都内の古書店に出ていたので「意を決し」早速購入した。美本とはいえないが破損度の少ない、読むのには全く支障のない本であった。

    実際の作戦に参加した軍人が書いた沖縄戦の詳細な記録は知る限り、本書以上のものは存在しない。
    復刊した場合、出版社として短期間で採算の取れるものではないだろうが、出版人の良心として、絶版にせず常に在庫を確保しておいてほしいと思う。少々高価になったとしても、読者はいるはずである。(2011/02/06)

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