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実践の倫理 新版

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著者 ピーター・シンガー著、山内友三郎、塚崎智監訳
出版社 昭和堂
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784812299296
登録日 2018/07/12
リクエストNo. 67050

リクエスト内容

内容(「MARC」データベースより)
倫理や道徳を人種上の少数派の処遇、女性に対する平等、食糧や研究のための動物の使用、自然環境の保全などの実践問題に応用し、「公平主義」に基づいた理論を展開。原著第2版を翻訳した91年刊の新版。〈ソフトカバー〉


◆新版(1993)・目次

第1章 倫理学について
第2章 平等とその意味するもの
第3章 動物に平等を
第4章 殺すことのどこが不正なのか
第5章 生命を奪う――動物
第6章 生命を奪う――胚と胎児
第7章 生命を奪う――人
第8章 富める者と貧しい者
第9章 内部の者と外部の者
第10章 環境
第11章 目的と手段
第12章 なぜ道徳的に行為するのか

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投票コメント

全1件

  • ピーター・シンガーは、動物愛護や、貧困国への寄付を主張していることで有名な哲学者です。本書を読むと、彼の主張の背景に、きわめてすぐれた理論体系があることがわかります。
    カントに基づく人格の倫理や、アリストテレスに基づく徳倫理は、たしかに、わたしたちの生活に根づいたものとして理解しやすいですが、それらは裏をかえすと、既存の道徳との親和性が高い、保守的で、社会を変革することのない主張であるということです。
    ピーター・シンガーは、功利主義にもとづき、国家や種の境界を取り去った、普遍的な幸福を目指します。そこには、わたしたちの生活実感にそぐわない主張もあるでしょう。しかし、これまでの歴史の中で、わたしたちの生活実感がすべて正しかった、ということはありません。
    哲学は、時間や空間の境界を可能な限りとっぱらって、普遍を目指して思考する学問です。普遍的な思考が展開されているからこそ、プラトンの著作は、時間を超えていまもなお読みつがれます。そういう意味で、このシンガーの代表作も、いま・ここの常識とは離反する、普遍を目指す思考が書き記されているという点で、第一級の哲学書です。 (2018/07/12)
    GOOD!1

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NEWS

  • 2018/07/12
    『実践の倫理 新版』(ピーター・シンガー著、山内友三郎、塚崎智監訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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