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著者 | 近藤正二 |
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出版社 | サンロード |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784914986285 |
登録日 | 2017/12/19 |
リクエストNo. | 66119 |
リクエスト内容
長寿者の多い村と少ない村との衛生学的比較調査研究の為に、日本全国くまなく、990カ町村以上を歩き続け、現地探訪の記録をもとに話されたものを編訳。生命の尊さと、食物の重大さをあらためて考え直す。
投票コメント
全4件
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大豆、人参、南瓜などの野菜多食、海藻類の常食、主食固定なし、白米厳禁が、過重労働、飲酒の害などを軽減して寿命を延ばす。GOOD!2
日本にまだ各地域、町、村に文化が残っていた時に実地踏破研究した貴重な本。
別側面として、海女発祥地の国崎村では男は働かせない、女が働く。
平家部落、道行竃では、武士末裔の誇り失わず、800年前の約束を守って今も魚は取らず普通以上に礼儀正しい。
岡山県公文村では、帰れなくなった落ち武者が開拓した耕地で、女に教養を積ませる風土、それが中学校よりも先に高等女学校を作らせた。
などなど民俗史、歴史の面も含んでいる。
近藤博士の他著作との違いは、未開放部落は肉食で短命、西山大豆で有名な西山地方の七二会村、南瓜を食べず短命の西米良村、岩手県新城村・南都村の人参を食べるところと食べないところの長寿差など。
ちなみに近藤博士の本業、国民体格の研究成果、児童体格の戦前、戦中、戦後比較成果は、本書は詳しく載せていない。 (2019/09/30) -
著者自身が、単なる知識ではなく、実際に全国をくまなく歩いて現場を調査してわかったことを書いているところがとても興味深い。GOOD!2
健康に限らずどんな分野でも、何でもそうだと思うことがある。知識や理論も大切だけど、やはり現場や実地とうまく絡み合わないと上手くいかないものだと思う。そういったポイントを意識して、是非読んでみたいです。 (2018/02/12) -
健康問題でよく読んでいるお医者さんのブログで勧めていたので読んでみたいのですが、WEBなどで探してもどこも在庫なし、GOOD!0
アマゾンでは16000というような金額だったので手が出ません。 (2018/11/04) -
長寿者と短命者の違いを日本全国の990の村を訪ねて調べた結果をまとめた書。GOOD!0
紀行文としても面白い。 (2017/12/19)
読後レビュー
NEWS
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2017/12/19
『日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める』(近藤正二)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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