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著者 | H.リチャード・ニーバー著 柴田史子訳 |
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出版社 | ヨルダン社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2017/12/15 |
リクエストNo. | 66095 |
リクエスト内容
ラインホルド・ニーバーの実弟であるヘルムート・ニーバーの代表作。
ヘルムートは『アメリカにおける神の国』や『キリストと文化』など多くの宗教文化に関する著作を残している。
投票コメント
全1件
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よく「アメリカはキリスト教の国である」といいますが、その中には多くの教会や教派が存在し、教義もローカライズされています。なぜそうなったのか、その結果アメリカに何がもたらされたのか説明できる人は少ないでしょう。原著は1929年の刊行であり分析が古くなったり不足の部分も多いでしょう。それでもヨーロッパとは異なるアメリカのキリスト教思想史を学ぶ上では十分だと思います。アメリカという国を理解する上で復刊を望みます。 (2019/06/17)GOOD!2
読後レビュー
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アメリカの分裂
キリスト教に限らず時代を経るに従い分裂していきます。とくに経済、地域、国籍、人種とアメリカには分裂を誘発する要素が多々あります。
ラインホルドの実弟リチャードはそういった要素を丹念に分析し、いかにアメリカの教派が誕生したのか描いていきます。そして統一の道も。
本作の原著は1929年ですが、現代はそれ以上に分裂が進んでいるといえるかもしれません。アメリカの未来を予想する上でリチャードの分析は不滅です。 (2023/07/24)
NEWS
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2017/12/15
『アメリカ型キリスト教の社会的起源』(H.リチャード・ニーバー著 柴田史子訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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大絶画