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マリア・コルウエルに関連して提供された養護(保護)と指導監督に関する調査委員会報告




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著者 英国保健社会保障省著 ; 津崎哲雄, 田邉泰美訳
出版社 英国ソーシャルワーク研究会
ジャンル 専門書
登録日 2017/10/20
リクエストNo. 65849

リクエスト内容

マリア・コルウエルに関連して提供された養護(保護)と指導監督に関する調査委員会報告
英国保健社会保障省著 ; 津崎哲雄, 田辺泰美訳.
大阪 : 英国ソーシャルワーク研究会, 1991.8.
127p ;  26cm.
英国ソーシャルワーク研究会翻訳資料シリーズ ; 第6号
原タイトル: Report of the Committee of Inquiry into the Care and Supervision Provided in Relation to Maria Colwell.

本文より抜粋
p3
マリア・コルウェルは、1973年1月にブライトンにおいて多くの外傷を受け、7歳で死亡した。1973年4月16日、彼女の義父、ウイリアム・ケプルが殺人(マーダー)で有罪判決を受けたが、1973年7月19日には控訴院(第二審裁判所)が殺人罪を傷害致死罪(マンスローター)に変更し、8年の懲役刑に処した。1966年から1971年までマリアはイースト・サセックス・カウンティ・カウンシル(非大都市圏の地方自治体単位で県に相当-訳註)の養護措置を受けており、里親(複数)に委託されていた。マリアは1971年10月に実母に引き取られ、死亡時にはブライトン・カウンティ・バラ(非大都市圏自治都市-訳註)の代理として活動していたイースト・サセックス県の指導監督を受けて家族と一緒に生活していた。

p55
マリアの福祉と幸福に深く関心を寄せていた者が幾人かいたわけであるが、そのうち誰一人マリアの本当の感情(気持ち)に到達することができなかった-僅かにそれができたターナー夫人を除いて-のは、非常に残念なことである。

p126〜127
訳者あとがきより抜粋
本書はいわゆる「マリア・コルウエル事件」を調査した委員会がまとめた報告書の完訳である。本書は英国ソーシャルワーク史あるいは児童虐待防止制度史において既に古典としての地位を確立している。
(略)
マリア以降既に約50調査報告が刊行されている。英国のソーシャルワークの発展はこのように、様々な福祉スキャンダルに対する客観的な原因究明作業が公的義務として独立した専門家からなる調査委員会によって行われるという習慣に支えられている。

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  • 国立国会図書館にはあるが手元に置いて読み返したい、養護施設や里親家族について学びたい、購入して必要な人に手渡したい (2017/10/20)
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NEWS

  • 2017/10/20
    『マリア・コルウエルに関連して提供された養護(保護)と指導監督に関する調査委員会報告』(英国保健社会保障省著 ; 津崎哲雄, 田邉泰美訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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