Tweet |
![]() |
15世紀末、ナポリ王女の14歳のリオネット(史実だと違う名前)と、ミラノ大公のジャン・ガレアッツオの結婚式から始まります。
夫は女遊びにかまけてばかりの放蕩者で、政治の実権は叔父のイル・モーロが握っています。実は、叔父に命を狙われないように、彼女を巻き込まないようにうつけ者を演じていた事が分かりますが、それでも最後には叔父に追放されてしまい、叔父が名実ともにミラノ大公になってしまいます。
彼女のいとこの、フェラーラのエステ家の姉妹も出て来ます。姉のイザベラは才色兼備で有名ですが、小国のマントヴァに嫁いだ為、懐が厳しく、身に付ける宝石がない為、宝石を付けなくても良い事になっている黒のドレスしか着られないと、それで現れたら、周囲の人は彼女程の美しさがあれば、宝石は無くてもねぇと会話して、それを聞いて、ずっと姉の美しさに引き目を感じて生きて来た妹のベアトリーチェが、イル・モーロと結婚して豪奢な生活が出来るようになって、初めて姉に勝ったと酔いしれていたのに、また挫折感を味わったりしていました。結局彼女はお産で、若くして命を落としてました。
終わりの方はフランス軍がイタリアに進軍して来て、イザベラはどうせ避けられないなら、フランス軍から通行料をたらふく取れば良いと、夫に答えてました。
リオネットは、夫が自分を気遣ってうつけ者を演じていたに気付き、大公位に留まり続けるよりは、二人で生きていこうみたいになっていたと思いますが…。
ブログパーツ
ブログパーツは、ブログのサイドバーなどに設置できる小さなパーツです。
フレーム内のテキストを貼り付けることで、あなたのブログに下の画像付きリンクが表示されます。
下記のテキストを貼り付けるだけで、『愛の組曲-光と影-』リクエストの最新情報をブログに貼り付けられます。