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アフガンの四季

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得票数 139

著者 佐々木徹
出版社 中央公論社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784121006288
登録日 2001/11/08
リクエストNo. 6416

リクエスト内容

アフガン史研究者の佐々木氏は、カーブル大学留学生としてアフガン史を専攻、青春の4年余をアフガンで過ごしました。この本は、厳しい自然や政治情勢の中でもたくましくそして豊かに生きるアフガンの人たちを深い共感を持って描いています。
同情でも対立でもなく、アフガンの人々を好きになり尊敬するための最高の本です。今こそ、この本を復刊させて私たちとアフガンの人々の間に「ロスタムの弓(アフガンの言葉で『虹』のこと)」をかけましょう。

「たとえ現状はどんなに否定的であろうとも、大いなる神の加護は常に人々の側にある。『冬』は『春』のためにこそ必要なのであり、『冬』さえ終われば『春』はまためぐり来るのだから」(同書より)

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投票コメント

全139件

  • 以前に読んだことがある。そのときはまだテロ事件は起こっておらず、アフガニスタンという国も、自分の中ではおぼろげとしていた。アフガニスタンという国がいかにも「テロ支援国家」のように思われ(アメリカの策略)、そこに住む人々の顔が見えにくい今、あのような本がもっと出てくれば、僕達のアフガニスタンという国に対するイメージも変わってくるのではないか。当たり前だが、あそこにも、僕達と同じ人たちが生きて、生活していることを忘れてはいけない。そういえば、あの本の中で、著者はよくお酒を飲んでいたような気がするなあ・・・(笑)。先日、オマルハイヤームの『ルバイヤート』を読んだとき、酒に関する詩がとても多かった。そのときも、あの本のことを思い出した。 (2002/08/23)
    GOOD!3
  • 仕事でアフガニスタン情勢の軽い解説をする必要があり数冊本を読んだ。どの本も政治や歴史の解説ばかりで、アフガニスタン(人)視点の本がなく、中央アジアに行ったこともない私はなかなか入り込めなくて困った。そんな中、田中宇氏の著作の中で、平和な時代のアフガニスタン人の生活が描かれた数少ない本の中の一冊(または唯一の本?うろ覚え)として紹介されていたので図書館で借りて読んだ。
    カーブルの冬の厳しさ、春を迎える喜びが伝わってくる、読者も共感できるような文章。またマイナー言語を研究することを選んだ大学生のちょっと無頼な独特の雰囲気が文学的で、楽しい読書となった。
    ともかく、ようやくアフガニスタンがどんな場所なのか、少しわかった気がした。素晴らしい本。 (2022/01/09)
    GOOD!1
  • 図書館でいろいろ読みましたが一番アフガニスタンへの愛情を感
    じた本です。 (2006/04/05)
    GOOD!1
  • この時代に、事実上ソ連支配下の時期のアフガンの様子を知ることのできる数少ない本であろう。1975年に友人が、王政時代のアフガンに行き、僻地でA型肝炎に感染したにもかかわらず、現地の本来は対立している部族間をロバやトラックでカブールまで送還してもらったという話を良く聞かされたが、その後の『革命』後のアフガンについて語った本は少ないように思う。 (2004/11/14)
    GOOD!1
  • ボロボロになってゆくアフガニスタンという国土。そのなかに生活する人々のことを見聞きするうちに、かつての美しかった風景や生活のことをしっかりと読んでおきたいと思うようになりました。
    ボロボロにしたのは、欺瞞に満ちたアメリカや私達日本を含む横暴な先進諸国政府……です。私達には、今度の戦争を止められなかったという悔しさがあります。ぜひ、「アフガンの四季」を復刊し、私達の前に、再び「美しいアフガン」の人々と風景を甦らせて下さい。 (2003/03/01)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2001/12/05
    『アフガンの四季』が規定数に到達しました。

  • 2001/11/08
    『アフガンの四季』(佐々木徹)の復刊リクエスト受付を開始しました。

最近の復刊活動

  • 2010/12/02
    「スカーレット・ウィザード マイナス」「侯景の乱始末記」「中国の城郭都市」「アフガンの四季」「戦中ロンドン日本語学校」「醒めた炎 全二巻」にリクエストいただいた皆さまにお知らせです。

    《交渉結果》出版社へ復刊の可能性を打診 【12/1(水)】

    復刊の可能性をご検討いただけるよう、出版元へお願いいたしました。皆様へお伝えできる情報が入りましたら、ブログにてお知らせいたします。
    なお、出版社や著者へ直接お問い合わせされることはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

  • 2001/12/11
    自社重版可能性、オンデマンド出版双方の可能性を検討。

  • 2001/12/05
    交渉情報はもうしばらくお待ちください。
    交渉スケジュールが決定次第ご連絡します。

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