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悲しみの王妃

悲しみの王妃

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得票数 52

著者 シュテファン・ツヴァイク
出版社 偕成社
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784035160700 9784035370406
登録日 2001/11/02
リクエストNo. 6344

リクエスト内容

フランス革命で断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットの生涯を軸に、スイス貴族フェルゼンとの恋を絡めて描いた歴史作品。
時間とお金を浪費し、フランスの国民と王室までも苦しめたマリーアントワネットの最期は自業自得ではあるけれども、皇太子を幼くして亡くし、捕らえられ、夫を処刑されてなお、死の直前まで女王たらんとしたマリー・アントワネットの表情は、文面からその凛とした様が伝わってきます。
たびたび、悲劇のヒロインとして、また悪評高い浪費家としてたとえられる王妃ですが、この本のマリーアントワネットは最後まで気高く描かれ、それ故に、断頭台のラストとフェルゼンの最期に胸が痛むのです。

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投票コメント

全52件

  • 小学生の頃 綺麗な挿絵に惹かれて買ってもらい 大切にしていたのに 子供向けだと思った母が勝手に従姉妹にあげてしまい 悲しかった記憶があります
    今はまだ幼な子ですが いつかは孫にも読んでほしいと思う一冊です
    このシリーズ全ての復刊を希望します (2019/09/13)
    GOOD!2
  • 小学生の頃に読んで、挿絵に美しさ、悲しいお話がとても印象に残っています。後に史実であること、有名な著作者とわかり、子供の頃にあのようなわかりやすく、感動的なお話しが読めてよかったと思ってます。今、もう一度読んで、そして子供達に読ませたいと思っています。 (2006/09/14)
    GOOD!1
  • マリー・アントワネット生誕250周年。子供の頃に憧れた宝塚。今年は、子供を連れて「ベルサイユのばら」を見に行きました。アントワネットという女王が実在した人物であるという事に、私の子供は衝撃を受けた様で、毎日の様にアントワネットの事に質問攻めにあいます。ぜひ、子供と一緒にアントワネットの人生を勉強したいと思います。 (2006/07/04)
    GOOD!1
  • 挿絵が素晴らしい。こういう書籍は、少年少女にビジュアルな感動と知識・関心を与えるキッカケとなる貴重な存在。偉大な学者が幼少期に接したこういう一冊との出会いが始まり...なんてケースは非常に多い。挿絵の完成度も高いし、ツヴァイク作品はそれだけで名著。是非、復刊願いたいです。 (2005/11/20)
    GOOD!1
  • まだ小学生の頃、マリー・アントワネットに興味を持って読み、
    娘時代からフランス王妃となってしばらくは、幸せな日々を浅薄に過ごしていたアントワネットが、革命が起こって不幸な境遇に落とされてからはそのことでかえって、自分の立場を自覚して凛として
    生きようとしたことがわかって感動しました。それ以来、アントワネットに対する興味が増して、色々な本で調べるようになりました。

    大人になって、絶版になってしまったことがわかり、寂しくなりました。 (2005/02/14)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2013/11/03
    『悲しみの王妃』が50票に到達しました。

  • 2001/11/02
    『悲しみの王妃』(シュテファン・ツヴァイク)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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