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日常的実践のポイエティーク

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著者 ミシェル・ド・セルトー 著 / 山田登世子 訳
出版社 国文社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784480510365 9784772000994
登録日 2013/01/16
リクエストNo. 56965

リクエスト内容

セルトーはフランスの歴史学会においては異端の歴史家であった。つねに、既成の歴史学から排除された民衆の肉声を歴史のエクリチュールに再現しようとした。本書は、アカデミズムに権威づけられた「知」のあり方に対抗するため、民衆の日常的実践の技法、民衆的理性を「知」の新たな技法とし、現代のソフィストたらんとする「思想家」セルトーの代表作である。

(目次)
はじめに
概説
第一部 ごく普通の文化
第一章 ある共通の場/日常言語
第二章 民衆文化
第三章 なんとかやっていくこと/使用法と戦術
第二部 技芸の理論
第四章 フーコーとブルデュー
第五章 理論の技
第六章 物語の時間
第三部 空間の実践
第七章 都市を歩く
第八章 鉄路の航海あるいは監禁の場
第九章 空間の物語
第四部 言語の使用
第一〇章 書のエコノミー
第一一章 声の引用
第一二章 読むこと/ある狩猟
第五部 信じかた
第一三章 信じること/信じさせること
第一四章 名づけえぬもの
決定不能なもの
訳注
解説(今村仁司)
訳者あとがき
(以上国文社ホームページより)

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全18件

  • 町歩きや、日々の労働、本を読むこと。わたしたち技術も資本も持たざる「素人」たちが、いかにして既存のシステムを内側から解体し、読み替え、作り変えていくか。その実践の理論を構築しようとする本書の射程は、いまこそアクチュアルなものだと思います。 (2020/07/21)
    GOOD!2
  • 本書がカルチュラル・スタディーズやフランス現代思想、ひいては著者の専門分野とも言うことができる歴史学においても多大な影響を与えたことは周知の事実であるが、今現在この本を手に入れようと思うと、法外とも言えるような値段で出回っている古本を購入せざるを得ない。未来の学問の発展のためにも、復刊されることが望ましいと思われる。 (2020/12/16)
    GOOD!1
  • 本書で示される、「戦略」と「戦術」の差異をはじめとした、人々の日常的実践を捉えるあり方は、現代の日本を分析するうえでも大変有用であり、未だ多くの論者が引用する名著でもある。
    ぜひ復刊をお願いしたい。 (2020/07/18)
    GOOD!1
  • 一度呼んだことがあるのですが、当時はよく理解できていなかったと思います。ただなんともいえない開放感を覚えました。師であるフーコーとは違った側面から社会を分析しており現状を変える力になるのではないかと考えます。 (2020/06/10)
    GOOD!1
  • カルチュラルスタディーズの研究で触れて以来、もう一度読みたい、何度も読みたいと願う名著です。言葉や街の読み方を通して、いかに知を持って生きるか、いかに他者と共生するかといった実践が散りばめられています。現代にも通ずる要素がたくさんあります。今度はインターネットを念頭にもう一度読み返してみたい。何卒よろしくお願いします。 (2019/06/15)
    GOOD!1

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タイトル 価格 サイト
日常的実践のポイエティーク 1,870円 アマゾン
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NEWS

  • 2021/02/17
    『日常的実践のポイエティーク』(ミシェル・ド・セルトー 著 / 山田登世子 訳)の注文を開始しました。

  • 2020/06/10
    『日常的実践のポイエティーク』が10票に到達しました。

  • 2013/01/16
    『日常的実践のポイエティーク』(ミシェル・ド・セルトー著 山田登世子訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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