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著者 | 甲野善紀 |
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出版社 | PHP研究所(PHP文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784569579030 |
登録日 | 2012/09/22 |
リクエストNo. | 56200 |
リクエスト内容
【内容】
古伝の術理から常に新たな発想を見出す著者が、
「“小よく大を制す”はなぜ可能か?」など、
人の身体・思考の新たな可能性を示唆する。
目まぐるしく動いていく現代社会。
何が良くて、何が悪いのかが見えにくい時代である。
その混沌とした状況の中で私たちは生きていく重心を
どこに置き、どう対応していけばいいのか、
誰しもが悩み、考えるのではないか?
現代人の常識を覆すその独特の身体論が、
スポーツ界をはじめ、各方面から注目をされている著者も、
同様に考え抜いている。
しかし、身体を通して見るその視点は、
私たちが見過ごしやすい世の中の事象を鋭くとらえる。
また、歴史の中で忘れられた古伝の術理から、
常に新たな発想を見出すのである。
本書は、前作『武術の新・人間学』から時を経て
さらに進展した「『小よく大を制す』武術の復活」
「相手の予測を外す無住心剣術」のような
技の新たな展開はもちろん、古武術を通して見える
日本の教育や科学への疑問までを、
架空の人物との対話形式で著者が語り尽くすものである。
人間の身体と思考が秘める未だ見ぬ可能性を
示唆する一冊である。
【目次】
1 率直に事実を見つめて
「術」にこだわる
稽古の現状への疑問 ほか
2 「小よく大を制す」武術の復活
「井桁術理」で武道・スポーツの限界を超える
現代人と古人の身体の動きの質の違い ほか
3 氷解した無住心剣術の術理
古の達人の技術から武術の原点を問い直す
相手の予測を外す無住心剣術 ほか
4 人間存在の深層へ
丹田の自覚をめざして
術理の基盤は「アソビ」と「うねり」のない動き ほか
投票コメント
全1件
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空海『三教指帰』にヒントを得たという架空の対話。読みやすく面白い。 (2012/09/22)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/09/22
『古武術からの発想』(甲野善紀)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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