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著者 | 坂本廣子 |
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出版社 | 柴田書店 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784388060030 |
登録日 | 2011/03/22 |
リクエストNo. | 53078 |
リクエスト内容
2008年、東京国際消防防災展で
坂本先生の「サバイバルクッキング」講座を受けました。
阪神淡路大震災を被災し、その体験に基づいたレジュメとレシピを読み返してみて、
これは一人でも多くの人が健康に生きるために、絶対に知っておくべき知恵だと確信しました。
今まさに読まれるべき本です。
…以下、出版社の解説(アマゾンより転載・抜粋)
防災袋に必携!! グラッと来てもあわてない!!
限られた状況、食糧で生き抜くための料理技。
かつて地震の無風地帯だった関西において1995年1月17日、死者6000人以上、
負傷者数4万人を超す被害状況を示した阪神・淡路大震災は、日本国中、どこに住んでいても地震対策の必要なことを示唆する災害だった。
この時、死傷者のもっとも多いエリアに住んでいた著者とイラストレーターは、
当時を振り返り、この被災状況をどう乗り越えてきたか、無我夢中だったと声を揃える。
キッチンスタジオを主宰、以前から食育に力を入れ、また、高齢者でも安心して使える“炎のない調理”システム電化調理を推進してきた著者は、
サバイバルクッキングにも造詣が深いことから、知恵と工夫を織り交ぜた、
電気が復旧するまでの被災現場の食を再現する。
被災時に凝った料理や手間のかかる食事などつくっていられない。
それよりも大事なことは、食中毒などの二次被害を起こさないための衛生面に注力した料理法である。
そして、限られたエネルギー、水などを有効活用した省エネクッキングである。
著者の被災時における簡単レシピをイラストで分かりやすく絵解きした本書は、
具体的かつ実践的な被災時の料理本として役立つこと請け合い。
緊急事態において一番頼りになるのは、基本に立ち返る考え方だ。
ここに軸足を置いて、日頃から“何気なく”用意しておきたい防災グッズ・お役立ち小物、
また、地震に見舞われた時のアルミ缶を利用した携帯ランプ、コンロやカマドの作り方など、
参考になるイラストを満載。
投票コメント
全3件
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阪神淡路大震災を経験し、避難所暮らしを余儀なくされた料理研究家だからこそ書けることがある。GOOD!1
その知恵の集大成がこの1冊。
私は坂本先生から直接教わる機会がありましたが、
そのレジュメを皆さんに配って回ることはできません。
たとえば(本は未読ですが、レジュメにこうあります)
「発達途上の子どもの脳が栄養失調になると取り返しのつかないダメージを受けます。
脳の発達に書かせない必須アミノ酸は、おにぎりだけでは補えません。
手に入れられる食料が少量であっても、その重量の10~20%を豆に置き換えると、
飢餓状態の中でも子どもの脳は発達すると言われています。
そのために、お勧めはレトルト煮豆、そして煎り豆です。
非常袋の中には、チョコレートよりも、小豆で作られている羊羹がお勧めです」
知らなければ知らないままですが、
知っていることでできることは増えます。
自分が被災した時だけでなく、
今、被災地にどんな支援が必要かも、よくわかります。
今、本当に必要な本です。
ぜひひとりでも多くの方に読んでいただきたいです。 (2011/03/22) -
防災意識が高い方なので、防災に役立つ知識は出来るだけ増やしたい。 (2019/02/01)GOOD!0
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これは、是非。 (2012/09/07)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2011/03/22
『地震の時の料理ワザ―グラッと来てもあわてない!防災袋に必携!!電気が復旧するまでの1週間』(坂本廣子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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焼きそばパンマン