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著者 | 新田義弘、宇野昌人、河本英夫、谷徹、松尾正 |
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出版社 | 北斗出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784894740266 9784938427627 9784938427634 |
登録日 | 2010/09/09 |
リクエストNo. | 51338 |
リクエスト内容
第1巻:哲学と精神医学からのアプローチ
他者の存在や他者理解をめぐる問題の解明は同時に、自己性と他者性という枠組の解明をはじめ、親密性と異他性、日常性と非日常性などの人間の入り組んだ仕組みの解明と重なってくる。〈他者〉をめぐる考察の数々を収めた研究論集。
1 他者への問い
2 他者理論の諸展開
3 精神医学からみた他者理解
4 相互主観性の現象学
5 モナド論と他者問題
6 他者問題の現在
第2巻:哲学と精神医学のあいだ
ここ10年のあいだ、たとえばラカンやレヴィナスへの関心の高まりに見られるように、他者への問いは哲学の問いとして急速に深まってきた。〈「流れること」と「他なるもの」〉〈ナルシシズム〉〈デカルト的省察〉など興味深い論文の数々を収録。
序論 他者論の展開の諸相―現象学における哲学と精神医学との交差領域に定位して
1 精神分裂病と他者
2 臨床からの問い
3 精神分析における他者論
4 他者の他者性をめぐって
5 異文化理解の問題
第3巻:哲学と精神医学の臨界
「他者性のクオリア」「他者の現象学的存在」「臨床における「了解」という他者理解について」など、精神医学の現場から寄稿を多くし、臨床での他者というテーマを中心にした論文集。
総序 他者の経験と経験の他者(他者性のクオリア;他者の現象学的現在 ほか)
第1章 臨床に現われる他者(臨床情景の現象学;臨床における「了解」という他者理解について ほか)
第2章 変容する他者(統合失調症における享楽とエクリチュール;ある分裂病者の語りについて―「語られた言葉」と「語る主体」 ほか)
第3章 精神分析と他者(無意識の他者論;「了解し難い恨み」について―能「道成寺」の怨霊分析試論 ほか)
第4章 解体する他者と出会う他者(歓待と暴力;妖怪の現象学序説 ほか)
読後レビュー
NEWS
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2010/09/09
『他者の現象学 全3巻』(新田義弘、宇野昌人、河本英夫、谷徹、松尾正)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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