7 票
著者 | 干潟竜祥 高原信一 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061437869 |
登録日 | 2008/07/18 |
リクエストNo. | 42910 |
リクエスト内容
(帯より引用)
ジャータカの精華、仏教説話文学の代表的古典
サンスクリット原典からの初めての邦訳ついに完成!ジャータカ研究をライフワークとして半世紀を越える干潟博士とその門下の高原教授の多年の研究の成果にもとづく本書は、仏教を学ぶ人の必読の書であり、世界寓話文学の上でも逸し得ないものである。
インドの仏教説話文学は、パーリ語で547話がまとまってジャータカ(本生談)として伝承されている。グプタ朝の詩人アールヤ・シューラがそれら仏教説話群のなかから「捨身飼虎」「猿の橋」をはじめ特に優れた34話を選び、きわめて技巧を凝らした散文と韻文から成る珠玉のサンスクリット文学作品として完成したのが『ジャータカ・マーラー』(本生談の花鬘)である。
投票コメント
全7件
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たとしえもなく美しい、至上の物語だと思います。GOOD!2
「仏教説話」と聞くと、教条的な先入観を与えてしまうかもしれませんが、至高の自己犠牲の描かれた内容が、いにしえの世界を想起させる雅語調の日本語翻訳とあいまって、喩えようもなく美しい物語が一つ一つ、瓔珞の玉のように連なり、展開していきます。
仏教に知悉している知人の家で、コピーで読みました。少し読んで、すぐさま自分用にコピーすることにしました(笑)。ですが、ところどころ複製の文字がぶれていたり、末尾の行が欠けているページがあったりと、あくまで自分の手元に置いておくだけとはいえ、満足のいく状態ではありません。ぜひ、完全な本の形で手にしたいものです。
復刊をつよく希望いたします。 (2008/09/03) -
すばらしい内容です。GOOD!2
慈愛に心が感化されていくように感じます。
こんないい本があるのに絶版で読む機会がないのはもったいない。
是非多くの人に読んでもらいたいです。
ジャータカは仏教に於いて、大乗・小乗を問わず重視されます。
チベット仏教のカダム派の伝統では、特に重要な典籍とされていて、ダライ・ラマ法王も法話に於いて「ジャータカ・マーラー」をよく用いられます。 (2008/07/18) -
入手困難な本。できれば手元において、日々読み返したい。 (2015/01/04)GOOD!1
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説話に興味があります。GOOD!1
ジャータカは、非常に多くのバージョンがあるので、できる限り多くの種類を読んでみたいです。 (2012/11/13) -
チベットでは普通に学習される経典の一つ。GOOD!1
それが日本では絶版とは、ちょっと恥ずかしい。
一応、仏教国なので、こういう大事な本はいつでも読めるようにして欲しい。 (2008/09/03)
読後レビュー
NEWS
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2008/07/18
『ジャータカ・マーラー 本生談の花鬘(インド古典叢書)』(干潟竜祥 高原信一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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