35 票
著者 | 松本隆 |
---|---|
出版社 | 新潮文庫 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784101373034 |
登録日 | 2001/04/24 |
リクエストNo. | 3731 |
リクエスト内容
1975年ブロンズ社より発刊された「微熱少年」(オリジナル)で
1986年に 改題「風街詩人」として5月再発刊されたものです。
作詞家・小説家の松本隆さんの
詩、エッセイ、レコードレビュー、小説「夏の帆船」を収録。
ますむらひろしさんの「春街スケッチ」のイラストと
松本さんの文章が 風街へ誘ってくれます。
ちなみに2001年4月
松本隆さんは 「風街詩人」後の 20年分のエッセイを
「成層圏紳士」(東京書籍)というタイトルにまとめて発刊されています。
投票コメント
全35件
-
松本隆のほぼはっぴいえんど時代のおわりの頃の文章です。GOOD!1
みずみずしい若くはつらつとした文体は、
そのまま1970年前後の時代を彷彿とさせます。
すばらしい本です。
ハードカバーの初版本を持っていましたが、
いまありません。
ぜひ復刊を望みます。 (2003/11/26) -
作詞の中で、微妙な世の中を感じさせてくれる。GOOD!1
流行、慣例、習慣から反発、アンチ、自由、放浪みたいな気分が
にじみ出てきそうな感じがする。
提供される側が、どう唄うか、どう受け止めるかは自由だが、少なくとも自分は適度かつ、微妙な距離感で接せられればいいと思う。父親と同世代というのは、この上で結構なキーポイントになっていて、本を直接知らなくても興味が沸々と湧いてくる。 (2002/07/08) -
最近、松本隆さんが書かれた『風のくわるてつと』を読みGOOD!1
松本さんの言葉の世界にすっかり心奪われているところです。
他の作品に関しては詳しくありませんし、うまく表現できない
のですが、作詞家である松本さんの文章はリズムと
切れがあって、心の奥に深く、すとんと入って来るのです。
そして何よりも、言葉というものをとても大切にしていると思います。
今後、その他の著作品も読みたいと思っていますので、この『風街詩人』復刊を希望致します。 (2001/11/19) -
文庫で復刊が決まった「風のくわるてつと」と、先ごろ出版された「成層圏紳士」。「風街詩人」はこのふたつを結びつける重要な位置にあります。この作品だけが入手できないとは、ファンにとって酷というもの。是非是非、復刊を希望します。 (2001/05/19)GOOD!1
-
今、奇特な方のおかげで読んでいる最中です。「風のくわるてつと」に、はっぴいえんどや「大瀧詠一」(1st)の詞の数々が収録されているのに対し、こちらは鈴木茂さんの名盤「BandWagon」からの詞が多く収録されています。そういう意味でも、すごく意味が深い続編といえるでしょう。日本のポップスがどう成立したかを思うとき、これも手に入らなければいけない一冊ではないでしょうか。 (2001/05/12)GOOD!1
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
小説 微熱少年 | 880円 | アマゾン |
NEWS
-
2016/06/07
『小説 微熱少年』販売開始しました! -
2001/04/24
『風街詩人』(松本隆)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
masa