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著者 | 土岐雄三・梅田晴夫・新橋遊吉・楠本憲吉 |
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出版社 | 立風書房 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2006/12/20 |
リクエストNo. | 37216 |
リクエスト内容
ここに集う、四人のサムライは、沙翁の「じゃじゃ馬ならし」のペトルーチオーのごとく、我こそは日本のトップ亭主なりと自負し、関白権を操守し、女性上位の風潮を霧散せしめんとの意気に燃えた斬り込み隊長であり、優雅なこころの持ち主ばかりである。世の亭主も、女房も、青年も、乙女も、この本を読み給え。ある者は批判し、ある者は鑑賞し、ある者は実践し、ある者は慨嘆されよ!(まえがきより)
戦後の混乱期から高度成長期に入ろうとした1958年に出版され、当時の女性から大いなる支持を受け大ベストセラーを記録した、三宅艶子の著書「男性飼育法」に対して、「日本のトップ亭主」を自負する四人の男たちによる回答。歯に衣着せない物言いが痛快な一冊。新書判236頁で1967年10月出版。カバーと挿絵は杉浦範茂。定価は300円。
登録者の評価★★★★★★☆☆☆☆
【目次】
はじめに/楠本憲吉
■いいじゃない「亭主天国」/土岐雄三
夫婦生活は毎日がゲリラ戦
息づまるスリル-ばかしあい
うわべだけでは、わからぬもの
すてきな女房たち
■要は、飼育しだい!/梅田晴夫
亭主とは、男なのである
気ばかり強いサル、強情わがままなイヌ年
気まぐれなトリ、ヤキモチのヘビ、にぶいタツ年
多情多感なヒツジとウマ年の女
■結婚もまた、ギャンブルである/新橋遊吉
競馬こそ亭主天国建設への道
男心が女にわかるか
天下は泰平
これぞ女房と亭主のカガミ
操縦ひとつでカカア天下が亭主天国に
■現代世相に対するクスケン的考察/楠本憲吉
ああ、今の若い者は…
当世の結婚式と新婚旅行を叱る
われら、なつかしき中年亭主
残忍で、でしゃばりで、陰険な…
亭主と、女房についての考察
投票コメント
全1件
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「洋天」ならぬ「亭天」(笑)GOOD!0
かなり言いたい放題の内容のため、本書の復刊は難しいと思います。しかし、読んで思わず膝を打つ場面も多々あり、捨て難い。 (2006/12/20)
読後レビュー
NEWS
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2006/12/20
『亭主天国』(土岐雄三・梅田晴夫・新橋遊吉・楠本憲吉)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎